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2021.09.27 2023/05/31

コロナ禍特有の交通事故が増えている!?
この秋、親子で考えたい交通安全対策

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コロナ禍特有の交通事故が増えている!?<br>この秋、親子で考えたい交通安全対策

初秋の晴れ間が清々しいこの頃、すっかりお出かけしやすい気候になりましたね。新学期が始まり約1ヶ月。毎日の生活リズムが整ってきたご家庭も多いのではないでしょうか。

気が緩んだころに発生するのが交通事故。内閣府の資料によると、15歳以下の子どもの交通事故死者数は年々減少傾向にありますが、小学生以下の子どもの交通事故に関しては例年5・6月に続いて10月・11月における交通事故死者と重傷者が多く、あらためて今のうちに交通ルールを再確認しておきたいところです。

小学生歩行中の発生月別死者・重傷者数(平成27年~令和元年合計)

しかし、幼児以上の子どもになるとずっと親が付き添っているわけにもいかず、家庭や園、学校で交通ルールを教えていても、ヒヤリとする場面があることも。

実際に周囲のママたちからもこんな声が出ていました。

小学1年生の息子の学校では、休校の影響を受けて、毎月予定している交通安全教室が中止になりました。親が教えても真面目に聞いていないことが多いので、学校で警察官や指導員の方から交通ルールを教えてもらう機会は重要だったのに…。

子どもの小学校は、2学期になってからオンライン授業になったため、3回しか通学をしていません。親と一緒に出かけるときは車や自転車がメインなので、子どもだけで歩くということもほとんどなく、学校も普段から集団登校スタイルではないので、一人で登校するときが本当に不安です。

小学生になると、登下校や習い事など1人で外出する機会が増えることから、事故の心配は尽きないようです。

コロナ禍特有の事故が増えているとの報告も

また、コロナ禍の昨今、これまでとは異なるタイプの交通事故が増えてきているようです。たとえば、全国の交通事故死者数は年々減っていますが、令和2年度における死者数は東京都など11都県では増加しており、交通量が減ったことで車がスピードを出しやすい傾向にあったことが指摘されています。(※)

 

そのほか、公共交通機関での移動を避けて自転車や徒歩を利用する人が増えており、自動車だけでなく自転車との交通トラブルも気になるところ…。

外出自粛の影響を受けて宅配デリバリーを頼む人が増加していることを背景として、デリバリーの自転車やバイクとのトラブルも増えているとのこと。

デリバリー各社も配達員への指導を強化しているものの、対策が追いついていないのが現状のようです。

 

自転車トラブルについてはこんな声が寄せられていました。

子どもと駅前を歩いているときに、宅配デリバリーの自転車が猛スピードで前を横切っていきました。走行中スマホを見ていたり、スピードを出していたりする方もいて、とても危ないなと思いました。子どもには『大きなリュックを背負っている大人の自転車には特に注意だよ』と伝えました。

子どもを乗せたまま、自転車で転倒した経験があります。ヘルメットと子ども椅子のベルトをしていたので、幸い子どもに怪我はありませんでした。気が緩んでヘルメットを付けないこともありましたが、何かあったときの怪我を防ぐためには絶対に必要だと思いました。

以前まではカーシェアを利用していたのですが、コロナ禍でなんとなく利用を控えていて、代わりに遠出のときは自転車を利用するようになりました。ですが6歳児と遠出となると、路地の死角や人通りの多い交差点を通るたびに神経を使うので、親はどっと疲れます。

また、ご自身の家族が被害にあったわけではないものの、知り合いのお子さんが事故にあい亡くなった、大怪我を負った、などの体験談も寄せられていました。

実際に事故にあったことはなくても、ヒヤリとしたことは皆さんもあるのではないでしょうか。しかし子どもに交通ルールを口頭で説明してもなかなか伝わらないもの。そこで家庭で簡単に交通ルールを学ぶことができるゲームをご紹介します。

(※)産経新聞 コロナ禍が招く新たな交通事故 カギはマナー向上

交通安全ゲームで交通ルールを再確認しよう!

AIG損害保険株式会社では、交通安全に必要な知識を子どもと一緒に楽しく学ぶことができる無料オンラインゲーム『ALL BLACKS 交通安全ゲーム』を提供しています。

ニュージーランド代表ラグビーチーム『ALL BLACKS』と一緒に、子どもたちの登下校中の安全を親子で学べる内容になっていますので、小学生や来年小学校にあがる子どもたちにぴったりのゲームです。

「ALL BLACKS 交通安全ゲーム」

編集部でも子どもと一緒にプレイし、盛り上がりました。小学校低学年の子どもでもわかりやすい内容の3択問題になっていて、正解するとALL BLACKSのメンバーが下校の仲間に加わる演出に子どもの反応も上々。「この信号のときはどうするんだっけ?」「学校の近くにもこの標識があるね!」などと親子で交通安全について話すきっかけになりました。中には自転車利用の際の交通ルールについての問題もあり、コロナ禍における交通ルールの再確認にはぴったりの内容となっています。

中には小学校低学年には少し難しい問題もありましたが、不正解となってしまっても丁寧な回答解説を見ることができ、しかもそれをダウンロードできるので後からの確認にも使えて便利でした。

10問の問題に答えると、認定書がもらえるので、パーフェクトを目指して何回も挑戦してみてもいいですね。親子でのお出かけの前に、こちらのゲームで交通ルールを学んでから、実際に街に出て実地でおさらいをしてみてはいかがでしょうか。

「あんぜんmyマップ」で身近にある危険をチェックしよう

交通安全ゲームで知識を身につけたあとは、自宅の近くや指定した地点の地図を使用した「あんぜんmyマップ」を使って、交通事故多発エリアや事故発生リスクの高い地点を確認してみましょう。

このマップは日本全国をカバーし、自宅周辺だけではなく、学区外への外出や校外学習などにも活用できるサービスです。さらに、日常生活の中で子どもにとって危険と感じた場所をユーザーが「どのように危ないのか」写真付きで投稿することもできるので、地域の安全向上のツールとしても利用できます。

実際に自分の住所を入力して検索したところ、家の近所や子どもの通学路での危険箇所や過去の事故情報が表示されました。
子どもと一緒に歩いて危険箇所を確認することで、ゲームで学んだ交通ルールを実践することができます。

危険な箇所は子どもだけではわからないもの。通学路や近所を大人と一緒に歩いて、特に注意しなければいけないところを覚えることで、学校の行き帰りや外出時の危険度がグッと下がります。

リアルでの交通安全イベント開催が難しい昨今、こうした便利ツールを使って、親子で一緒に交通安全対策を考えてみてはいかがでしょうか。

 

【楽しく学んで、ALL BLACKSのスペシャルアイテムをゲットしよう】
「ALL BLACKS 交通安全ゲーム」で出題される10問のクイズに全て回答することで、サイン入りユニフォームなど、豪華な賞品が抽選で貰えるキャンペーンへ参加できます。
https://riskfinder.jp/safetygame/

応募期間
2021年9月21日(火)~10月31日(日)

ライター

ラシク 編集部


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