プロボノ、インターンで新しい自分に!
キャリアのブランク期間を“ブランディング”期間に変える

以前に比べ、働き方の選択肢は広がってきましたが、育休や転勤、駐在帯同、介護などさまざまな理由から一時的に仕事を辞めたりお休みしたりするケースもあるのではないでしょうか。自分の将来が見えにくくなることでキャリア全体に対する不安も出てきやすくなります。
 
ラシクでも度々紹介してきた「プロボノ」や「インターン」は、そうした不安を持つ方たちが自信を持って社会とつながる場所として支持されています。
 
このコラムでは、プロボノ、インターン経験者がさまざまな角度から自身のライフキャリアを語ったオンラインイベントの内容をもとに、キャリアのブランク期間を“ブランディング”期間にする方法についてお伝えします。

プロボノやインターンに参加して得られるものとは?

「プロボノ」とは、職業上のスキルや知識を生かすボランティア活動のことをいいます。2年前に掲載した『在宅&子連れで参加も! いま、働くママが「プロボノ」に注目する理由』の記事の中でもプロボノの詳細が書かれていますので、ぜひ本記事と合わせてご覧ください。
 
先日、「プロボノ&インターン勉強会~世界中どこにいても自分を活かす!~」(※)というオンライン勉強会に参加してきました。
 

このイベントは、駐在妻のキャリアを支援するCAREER MARK、ママたちのプロボノ「ママボノ」を提供する認定NPO法人サービスグラント、発信力のある組織を自社内で作ることを目指す株式会社ハッシン会議の3団体で共同開催されました。3団体ともそれぞれプロボノ、インターン人材を活用しています。
 
「そもそもプロボノ(ママボノ)って何だろう?」
「インターンってなんとなく参加のハードルが高いイメージ…」
 
このように感じている方にプロボノやインターンを知ってもらうことで、離職中の過ごし方の選択肢が広がるきっかけにしてほしい…! そうした想いから本イベントは開催されました。
 
プロボノ、インターンの活用事例からは、プロジェクトに参加することによって得られるメリットについて知ることができました。

スキルや経験といった物理的なものの他にも、人と人とのつながりなど、精神的な結びつきも多いようです。
 
(※)CAREER MARK×ママボノ×ハッシン会議 共催「プロボノ&インターン勉強会~世界中どこにいても自分を活かす!~」

社会人時代に経験できなかったことができるようになった
プロボノやインターンに参加した方の経験談

実際にプロボノやインターンに参加した方の経験談をご紹介します。登場されたお二人はそれぞれ現在海外駐在の帯同中でいらっしゃいました。休職中と退職済という違いはあれど、それぞれ、プロボノ・インターンを通して今後の帰国へ向けた貴重な経験を積まれています。
 

栗橋 由佳さん:イギリス・エディンバラ在住。夫・息子(4歳)。人材派遣会社(法人営業・採用人事など)を休職中。ママボノを経て、CAREER MARKインターンを経験。ホームページの提案や、SNSの立ち上げ、コミュニティ活性化、インタビュー&ライティングなどを担う。
 
横田 マリ子さん:ドイツ・フランクフルト在住。夫・娘(2歳)。渡独を機に小売業を退職。ママボノを経て、ハッシン会議のインターンとして活動。ホームページ作成、ライターなどを担う。ママボノに参加する前から、CAREER MARKのドイツ駐在者のコミュニティ「キャリアカフェ・ドイツ部」に参加。

 

お二人とも、帯同することに迷いはなかったといいますが、キャリアについてのモヤモヤは抱いていて、現地でお子さんが保育園に入られたのを機に新しい経験を積むべく、ママボノ・インターンへ参加されたそうです。
 

新卒入社の会社しか知らない。他の組織も知ってみたい!

栗橋さんは、休職しての帯同。その間に+αで何かしら身につけられるのでは?と思っていたそうですが、実際はコロナによるロックダウンなどで動けず。自分でできる仕事の範囲や内容にモヤモヤしていた育休復帰後1年で休職したこともあり、「プラスどころかマイナスでは?」と焦っていたのだとか。
 
そんな時に、今回のような取り組みのオンライン説明会があり、直感で「これだ!」と参加を決められました。
 
加えて、休職中の会社は新卒で入社した会社で、他の会社を経験したことがないため、違った組織の中で経験が詰めることも魅力の一つだったそうです。
 
最初のママボノでは、ワークショップなどを行う某団体の認知を上げる活動を行い、最終的にホームページの提案をしたそうですが、各所へのヒアリングや日程調整には、自身の経験を生かせたといいます。
 

ママボノ開催概要

 
一方で、次に取り組んだCAREER MARKのインターンでは、CAREER MARK公式インスタグラムの立ち上げ・運用、コミュニティの活性化、再就職した方へのインタビューと記事化など、今まで経験したことのない内容ばかりで、非常に楽しく、今後に活きる経験となったそうです。

 

CAREER MARK概要

敢えて未経験のプロジェクトを選択

横田さんは、退職して帯同していたため、ドイツについてから割とすぐに「この先どうしよう?」とモヤモヤしたそうです。周囲に話せる人もいなかったところ、CAREER MARKのコミュニティである「キャリアカフェ・ドイツ部」を見つけ、そこでオンラインで参加できるインターンの存在を知ることに。その後ママボノ、CAREER MARKのインターン説明会を受け、社会貢献にも興味があったことからママボノへ参加を決めたそうです。
 
最初に参加されたママボノでは15ほどあるプロジェクトから参加したいものを選べたそうですが、横田さんが選んだのは全く知らない分野であるホームページの作成。未経験ながらも、プロジェクトメンバー6人とともに、聞いたこともない単語が飛び交う業界のホームページを作り上げました。その後参加したハッシン会議のインターンでも、未経験からライターとしてメディアや広報関係の方の勉強会のブログを担当し、本数を重ねるごとにライティングスキルが磨かれていったといいます。

ハッシン会議活動内容

今後の自分にとって強みになるもの

お二人とも、新しい経験から得られたものは大変大きかった、と口を揃えます。
 
栗橋さんは、そこでしか出会えなかった人との出会いが大きいといいます。キャリアについて話せたり、ポジティブなフィードバックをもらったりしたことで、一人でいては、また従来の組織だけでは気づけなかったであろう新たな気づきを得ることができたし、自分も頑張ろうと思えたそうです。
 
横田さんも、さまざまな職種や年齢(子どもの年齢含め)の人とつながることで、他の職業・職種への視野が広がり、また成果物という目に見えるものもできたとことで、今後どうしたいか、どう働きたいかを考えるきっかけとなったそうです。
 
同時に、リモートワークで必要とされるツール(Zoom、Slackといったコミュニケーションツール、Googleドライブ、スライド、スプレッドシート、ドキュメントといった業務ツールなど)の使いこなし方を学んだことでオンラインでの仕事の可能性も広がったことが、今後にとっても大きいそうです。
 
また「駐在妻としての自分以外でいられる時間は精神的によかった」とのお話が印象的でした。家庭でも地域コミュニティの中でも「ママ」としてしか見られないことに、モヤモヤや焦りを持つ人にとっても、同様のことが期待できるのではないでしょうか。

ブランクをどう過ごすかで次のキャリアが変わる


今回の経験者は駐在妻でしたが、キャリアについて同じような不安やモヤモヤを抱いている国内ママたちにも、それらを払拭するヒントが詰まったイベントでした。
 
プロジェクトの進捗によりますが、大体週に5時間〜10時間(平日に1日、1〜2時間)の活動だったということで、保育園に預けるまでいかなくとも、幼稚園や一時預かりでも参加できそうですし、フルリモートで参加できるとあって、仕事から離れたあと、また一歩踏み出すにはいい機会ではないでしょうか。
 
子育てに集中したり、資格を取得したりと、ブランク期間の過ごし方はさまざまです。しかし、まだまだ種々の制約はあるものの、ブランク期間を自身のブランディング期間と捉え、次のキャリアを見据えてできることが格段に増えているのは確実です。
 
まずはアンテナをはって、情報を集めてみましょう!


CAREER MARK
認定NPO法人サービスグラント
株式会社ハッシン会議

ライター/大倉 奈津子

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