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2021.02.26 2023/05/31

コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。

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コロナ禍で長引く心身の不調。「心地よく生きるための健康スキル」を身に付けて私をメンテナンスしよう。

長引くコロナ禍、私たちの生活も一変しました。2020年春の緊急事態宣言時には誰もが息を潜めるようにステイホームをしていました。1ヶ月、2ヶ月と過ぎ、ついには1年を越えて、もはや「withコロナ」「アフターコロナ」を見据えて、暮らしを見つめ直す時期がきているようです。

今回は女性にとって気になる「コロナ太りと体調不良」をテーマに、これからの時代における健康管理についてお話しします。

コロナ禍による「体調の変化」とは

結論から言えば、これからは「心も体も元気にするために自分をメンテナンスすることをもっと意識していきましょう!」というのがLAXIC編集部からみなさんに送りたいメッセージです。

コロナによる生活の劇的な変化も、すでに1年以上がすぎた今、病気というわけでもないけれど体調がいまひとつ優れない人も少なくありません。


引用:withコロナで体調変化/VideoReseach.Ltd

上記はコロナ禍における体調変化についての調査結果です。グラフを見てのとおり、もっとも多かったのがコロナ太り、体重増加です。

LAXIC編集部内でも盛んに話題にのぼったこと、また多くの女性からも寄せられたのが「年末年始の暴飲暴食」による体重増加とそれに伴ったストレスや体調不良です。

「今年は帰省しなかったから、家でゴロゴロしていて食べて飲んで気づけば3キロ増えていた!」

こんな声に「うんうん!」とうなずく方も多いのではないでしょうか。

年末年始のツケが今きてる!? みんなの声で実感

2021年がスタートして早2ヶ月。今になって年末年始のツケを感じている人も多いようです。

そもそも年末年始の帰省はどれだけ減ったのでしょうか? ファンケルによるコロナ禍の健康意識実態調査の回答を見てみましょう。


引用:コロナ禍の健康意識実態調査/ファンケル

帰省しなかった人は60%近く、その前の年と比べると、22%も増えています。実は帰省がコロナ太りにも少なからず影響した人がけっこういるようなのです。

今回、編集部では帰省をしなかった女性で「太った」と感じている人にヒアリングを行いました。いくつか体験談をピックアップしたので、そちらも見ていきましょう。

「なんだか体調が今ひとつ」そんな女性が増えている

感染しない、させないために帰省は控えました。ダラダラと過ごし、気づいたら体重が4キロ増。体が重く感じ、夕方近くなると疲労感がひどくなります。一番忙しい時間帯なのに一度ソファに座ると立ち上がるのが億劫になってしまうこの頃です。(Nさん/33歳)

クリスマスから暮れにかけて体重は増加するけど、例年なら帰省で夫の実家に行くことでアレコレ気を遣い、そこで体重も減るのでプラマイゼロになります。でも、今年は帰省をしていなかたったので年末からの体重増加にプラスして正月太りまで!20代の頃とは違い、増えた体重は簡単には戻らず、食べていないのに痩せない…。体力も落ち、腰痛は悪化、気持ちもダウンして「人生で今が一番体調悪いかも!」と感じています(Oさん/43歳)

夫の家に帰省するので朝早く起きて、お手伝いをし、と大変だけど、今思うと暮れの「夜中まで起きて、朝は子どものために起きるがガッツリ昼寝」が、正月の嫁仕事で元通りになっていたんですね。今回は帰省しなかったのでリセットすることなく正月休みが明け、いきなり忙しくなりました。増えた体重は戻らず、朝起きるのが辛く、前よりも便秘はひどくなるし、たまに軽いめまいもします。なだらかに体調が下降しているのが不安です(Uさん/36歳)

体重そのものよりも体脂肪率に驚いています…。いつの間にこんなに増えてしまったのだろう、と。在宅ワークということもあり、お気に入りだったタイトスカートをはくこともなく、気付いたらゆったりとした服装で朝夕、保育園へ(それも電動自転車で)。日中は昼どきを含めて外に出ることがほとんどありません。例年は私の実家への帰省で子どもとそり滑りやスノーボードを楽しんでいましたが今年はそれもなく…。地元の友だちとは休日の夜にオンライン飲みなどで盛り上がることがありますが、結局おかしをつまみながらで不健康が止まりません…(Iさん/34歳)

夫の実家への帰省、自分の故郷への帰省、良きにつけ悪しきにつけ、何かしらの区切りであったタイミングがなくなってしまったことが意外とその後の生活にも影響しているのですね。

コロナ太りとストレスによる体調不良

体重増加も1~2キロならともかく、それ以上に増えると簡単に元には戻せなくなります。体重増加により、ストレスも増える傾向があり、不定愁訴のような「どこが悪いというわけでもないが体調がすぐれない」状態の人も少なくありません。

太ってしまった自分に対する焦り、ダイエットがうまくいかない挫折感、さらに原因不明の小さな体調不良が重なり、精神的にもダウン気味というのがよくあるパターンのようです。

加えて、長引くコロナ禍による不安感や小さなストレスがボディブローのように徐々に効いてきます。年齢的なこともあるのかもしれません。20代なら体力で乗り切っていたことも、30代も半ばを過ぎるとキツくなってくるのが現実です。

寝込むほどではないけれど、好調とはいえない状態が続けば苛立ちやモヤモヤから家族に当たったり、どうでもいいことで子どもを怒鳴りつけたり、そして後からひどく後悔して落ち込むことは、多くの女性が経験していることです。

いまひとつの体調のせいで、家庭内に不協和音を響かせる場合もあるのですね…。コロナ禍の中、妻であり母である人の健康がどれほど大切か、今さらながら気づかされる1年だったように思います。

私をきちんとメンテナンスしながら「心地よく暮らす」

社会が変化するなら、私たちも変化に対応していくしかありません。

病気をしないよう気をつけるだけでなく、日々の生活を快適にすごせる心と体づくりをすること。自分をメンテナンスし、常に良い状態でいられるように気を配ること。「自分で自分の生活を豊かにする」「充実した自分によって家庭も豊かにしていく」そのために、自分の体と心の健康について考えるタイミングがきています。

女性の健康を推進する厚生労働省によるサイト(ヘルスケアラボ)には女性の病気セルフチェックがあります。また簡単にBMI(肥満度の指標)測定ができるようになっているので、まずは自分の体について、一度ゆっくり見直してみましょう。

食生活の見直しで体調を少しずつ改善する、楽しくできるフィットネス動画やゲームを親子で行う、自分に合ったサプリメントの利用も選択肢のひとつです。スムージーやら酵素ドリンクやら、流行もありますが、新しい試みとして「健康のために今年から始めること」があってもいいかもしれないですよ。

意識です、「メンテナンスしていこう」という意識からスタートしましょう。

もちろん必要に応じて、医療機関を受診しましょう。「もしかして○○かも?」とネットで検索しては症状と一致する病名を探してモヤモヤしているのは精神衛生上もよくありません。

きちんと診療を受け「ひとまず、どこか治療が必要なところはない」とハッキリさせることで大きな安心感を得られます。「まさか?」と気に病むくらいなら、まずは受診してみましょう。
参考:女性の健康推進室ヘルスケアラボ/厚生労働省研究班(東京痔額医学部藤井班)監修

オーダーメイドのメンテナンスで健やかな日々を!


たとえばダイエットで適正体重に戻すことは健康管理に必要ですが、ダイエットをすることにより余計にストレスを感じる人もいます。少々ぽっちゃりでも、自分自身が楽しく過ごしているのなら、それは心の健康には良い面もあるかもしれません。

あるいは、細かく栄養を確認して毎食を作るなんて苦手な人からすれば大変なことです。だったら、バランスのとれた総菜キットや宅配を利用したり、必要な栄養をサプリで摂ったりする方法もあるでしょう。

ひとりひとり、また家庭ごとに、環境や状況が違い、「健康に暮らす」定義そのものが違います。

ある家庭では、テイクアウトや総菜を並べても、苦手な料理に費やす時間やイライラを減らし、笑顔で食卓につくほうが「健康的」かもしれません。いっぽうで、食材を吟味し手作りのご飯を並べることで安心できる、その分、掃除はアウトソーシングで!これがわが家流「暮らしやすく健康的」ということもあるでしょう。

「あなたにとっての快適」と「体のために最適」なことを、バランスよく取捨選択していけるといいですね。

家庭の健康を築くためにも、まずはあなた自身、自分自身を大切にし、充分にケアしてあげてください。あなたの体はあなたが一番よくわかる。メンテナンスの方法もいろいろです。

必要なときにはフルスロットルで動けるように、メンテナンスを怠らないのがこれからの時代に求められている健康維持の方法です。あなたのためだけのオーダーメイドのメンテナンス法、ぜひ見つけてください。

ライター

ラシク 編集部


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