「育休男子.jp」の社員が語る育休生活の醍醐味と自社運営の託児スペースへの担当者の思い 「ワークスアプリケーションズ」を包む子育てを応援する文化
企業内託児スペース「WithKids」を開設することを今年6月に発表したワークスアプリケーションズ。安心して働き続けられる制度として知られる出産・育児支援制度「ワークスミルククラブ」などを実践してきた同社が、「自社運営」という形で理想の育児環境の提供を目指し、保育スタッフの採用に業界最高水準の待遇を用意したことはかなり話題となりました。また、同社には、9ヵ月間の育児休職中に育休について情報発信する「育休男子.jp」(http://育休男子.jp/)を立ち上げている男性社員がいます。今回は、「育休男子.jp」の髙橋俊晃さんから、育休取得の理由や実際の経験談を、企業内託児スペース「WithKids」のプロジェクトメンバーの女性お2人には、立ち上げの背景や思い、目標などを伺いました。
育休を取っただけの人にはなりたくない
復帰後、仕事への意欲と育児の狭間で感じるジレンマ
ラシク編集長 宮﨑(以下、宮﨑):まず髙橋さんに、育児休業についてお伺いしたいと思います。育休を取られていた期間はどのくらいになりますか。
髙橋さん(以下、敬称略):子どもは2015年6月に誕生し、妻は産休・育休と合わせて1年弱の休みを取りました。僕は7月半ばに育休に入り、9ヵ月間取得しました。4月に子どもが保育園に入園し、1週間の慣らし保育を経て僕は4月の2週目に復帰し、妻はその1週間後に復帰しました。
宮﨑:ご夫婦共に復帰して数ヶ月が過ぎたわけですが、今の思いは?
髙橋:子どもの風邪や熱が続き、毎週のように病院通いが続いた時もあり、キッズラインのベビーシッターマッチングサービスなども利用しながらしのいでいるというのが現実です。
子どもの急な体調不良などの緊急時には、子どものお世話をしながら僕が在宅で仕事をするというようなこともありますが、やはり思うように両立はできませんよね。また、妻は時短勤務での復帰なので、どうしても妻の方に負担がかかりがちです。僕も「ただ9ヶ月育休を取っただけの人にはなりたくない」と思っているので、できる限り僕も子どものお世話をみたい。ただ、仕事が好きですし、やりたいプロジェクトもたくさんあるんです。ありがたいのは、同僚が僕を「ブランクがある人」という目で見ていないことですが、だからこそのもどかしさも感じています。
「お父さん、お仕事は?」という奇異な目も
「育休中」という事実が分かると評価が真逆に
宮﨑:ご夫婦一緒に育休を取られていた期間の助け合いや分担のご様子はどうでしたか?
髙橋:周りのパパ・ママたちからは「2人で休みを取って育児をするんだから余裕があるんじゃない?」とよく言われたんですが、実際はそんなことは全然なくて…。何しろ初めての子どもですし、命を預かっているということをものすごく感じて。半年ぐらいたってようやく、「少し余裕が出てきたかなあ」と思えるようになりました。
9ヵ月育休を取って育児をしていると、授乳以外のことはすべてこなせるようになるので、妻の私への期待値がどんどん上がっているなと感じますね。世間一般からは「すごい」「頑張っている」と見られることでも、「できて当然でしょ」という感じで(笑)。
あとよく言われる、「お母さんは母性があるから夜中でも赤ちゃんが泣くと起きるけど、お父さんは起きない」的な神話はウソだということがよく分かりましたね。僕、普通に起きましたもん。つまり、これは母性云々の話ではなく、当事者意識の問題だと思っています。
育休中は、両親学級や子育て広場などの地域のママ・パパコミュニティには、夫婦と子ども、家族3人で出かけることが多かったので、居心地の悪さのようなものを感じることはあまりなかったですね。それでも、平日息子を連れていると、公共施設の受付の方に「お父さん、お仕事は?」と聞かれたり、マンションの管理人さんに「仕事はどうしたの?」と聞かれたり。無職なのに明るい顔をしている、そんな何者か分からないような奇異な目で見られることがあるんですよね。それが一転、育休を取得していると分かると評価が真逆になるんです(笑)。だから、なるべく早めに自分から「今育休中なんです」と言うようにしていました。
卒論のテーマは「男性保育士の現状と課題」
学生時代から家庭を大事にするパパになりたかった
宮﨑:何でも学生時代から「育休を取ろう」と考えていらしたとか。
髙橋:そうなんです。当時は、「ワークライフバランス」という言葉が出始めてきたころで、自分の将来の仕事と家庭を考えると、「家庭を大事にするパパになろう」というなんとなくの思いがありました。2005年に書いた卒論のテーマは「男性保育士の現状と課題」で、フィールドワークとして保育園の現場に取材に行ったり、男性保育士さんにインタビューしたりしました。保育や子育ての新しい施策を国も色々打ち出しているように見えますが、今言っていることは既にその当時から言われていたことだと、現場を見た経験からも感じます。要は国が真剣にやろうとしているかどうかなんですよね。
社会人3年目の24歳の時に、今の会社に転職したのですが、その理由は、ワークライフバランスの観点というわけではなく、より自分の力を高められる環境、正しいことを正しいとより明確に表明できる企業風土などを求めての転職でした。転職したのが2008年なので、育休を取ったのは入社8年目のことですね。
男性でも育休を取れることを知らない人の多さに驚き
育休中から『育休男子.jp』で情報発信
宮﨑:育休を取ろうとしたときや、取ったことに対する周りの反応はいかがでしたか?まずは奥様、そして上司、同僚の方々…。
髙橋:色々な場で一番よく言われたのが、「(育休を取らせてもらえるなんて)いい会社ですね」という言葉ですね。それに対して妻が「“いい会社”だからじゃない。自分で決めて取ったあなたがえらいんだ」って、もう何年ぶりかという感じでしたが、ほめてくれたんです(笑)。これは嬉しかったですね~。そんな妻ですが、僕が育休を取ると言い出した時には、「え?本当にそんなに長く取るんだ」と、どちらかというと驚きを持ったような受け止め方でしたね。
上司のことは信頼していましたし心配もなかったのですが、なかなか言い出すタイミングをつくれなくて。安定期に入ってからにしようかとか、でもそれを待っていると、来期の自分の仕事の担当も決まってきてしまうというような状況で。また、言えないまま年を越したくないと思って、年末の忘年会の2次会で上司に「実は子どもが生まれる予定です。1年ぐらい育休を取りたいと思っているんです!」と。上司も「おお、それはよかった!分かった!」と、そんな雰囲気でした。
当初漠然と「1年ぐらい」と思っていましたが、仕事のきりが良いタイミングということで新年度4月復帰にしたので9ヵ月間になりました。育休を取ることに対しては同僚からも、「いいね」、「すごいね」という反応が多かったですね。もともと自己の裁量に応じて働くことができ、休暇を取得しやすい文化がある会社だと思います。ただ一方で、「うちの会社って、男性が育休を取れる制度があるんだ」という声も多かったんです。世の中一般としても言えると思いますが、育児・介護休業法という国の制度によって取得ができるということ、給付金が出ることなどを知らない人がすごく多いんです。
宮﨑:そんな驚きが、『育休男子.jp』で発信を始められた背景にもなっているのですか?
髙橋:たくさんの時間を子どもと一緒にいられるのに、なぜみんな育休を取らないんだろうと思っていたところに、そもそも育休を取れることを知らない人が多いということ、それに伴い「育休を取る」という概念すらないことを実感しました。実際、僕は男性で育休を取ったからこそ、自らが発信することで社会を少しずつでも変えていければ、と思いました。頭の体操も兼ねて、ありもののブログではなく、自分でサイトを作りました。育休パパからのリアクションもあれば、お母さん方からのリアクションもあったり。リアクションがあることで、発信している意義も感じますね。
宮﨑:仕事に復帰される際、ブランクは特に感じませんでしたか?
髙橋:技量としてのブランクはそれほど感じていません。若干あったとしても、すぐにキャッチアップできると思っています。言うなれば、チームとして仕事をしていく中で、みんなが共有している去年の経験を、自分が知らないことに寂しさを感じることが、たまにありますね(笑)。「ここで苦労したんだよね」「そうそう」ってみんなが話している時に「俺、いなかったよー」と感じるのが、寂しいようなもどかしいような。でもそれも、すぐに取り戻していけるものだと思っています。
お世話を密にしていると日々愛情が増していく
育休は得難く充実した時間だった
宮﨑:育休を取って、どんな点が良かったと思いますか?
髙橋:やはり息子が日々育っていく様子を見られるのがすごく嬉しくて楽しくて。密に過ごしているから一層、日々愛しさが増すんですよね。もちろん、なぜ泣いているのか分からなくて何時間もあやしたり、今オムツを変えたばかりなのにウンチをされるなんていう、子育てあるあるもたくさん経験しましたけど。抱っこしていると、1歳になった今よりも、あんなにちっちゃかった生後3ヵ月ぐらいの方が、ずっしりと重く感じるんです。それだけ僕も力が入っていたんでしょうね。
それも、最初から当事者意識を持って育児に取り組めていたからこそ、感じることだと思うんです。
もう1つは、ワンオペができるようになることですよね。1人でも、子どものことや家の中のことを回せる。僕は9ヶ月間の育休を取りましたが、みんながみんな育休を取らなくてもいいと思っています。それぞれの家庭のスタイルがありますから。でも、土日は夫婦で完全分担をしてみるとか、たまには妻が1日自由に出かけられる日を作って夫が家事育児を担当するとか、育休を取らなくても工夫をして、お父さんも家事や育児のひと通りのことができるようになっていると安心ですよね。
育休を取ったことで、今まで接することがなかった人たちとの出会いもたくさんありました。地域の子育てコミュニティで会うパパ、ママたちから始まり、国のイクメン推進イベントなどで出会った経営者の方々もいます。「保活ってやっぱり超大変!」ということも身をもって体験しました。社会を見る目と視野がすごく広がりましたね。
男性は、育休を取らない理由を色々言いやすいんです。僕は社内でも「育休取るといいよ」と言っています。子育てにがっつり向き合った時間は、本当に得難い充実した時間でした。
出産育児によって影響を受ける女性のキャリア
女性が進む道の選択肢を増やしたい
宮﨑:次に、ワークスアプリケーションズさんが今年の冬にオープンを予定している企業内託児スペース「WithKids」についてお伺いしたいと思います。今までも提携している保育園があったと伺っていますが、企業内に託児スペースを作ることになった理由は?
経営企画・牛丸侑香里さん(以下、牛丸):2004年から、弊社独自の出産・育児支援制度である「ワークスミルククラブ」をスタートしました。これは、社員自らが発案して具現化した制度で、ママ社員が働き続ける上でぶつかる様々な問題を解決して“働くことを楽しむ”ために、妊娠判明時点から出産後子どもが小学校を卒業するまでの約12年間、段階的なサポートを行うものです。特徴的な内容としては、「職場復帰特別ボーナスの支給」、「妊娠判明時から、子どもが3歳に達した後の3月末まで育児休業の延長が可能」、「子どもが小学校を卒業するまで選択できる短時間勤務制」などがありますが、その他のひとつとして、会社が提携する託児所に入所する際の支援も行っています。
当社には、「クリティカルワーカーに活躍の場を」という企業理念があって、すべての制度や風土は、全社員が活躍し続けられる環境を提供するという考えが土台になりたっています。その中で、女性社員はどうしても、出産育児によってキャリアにダイレクトな影響を受けてしまうのが実情だと思います。実は、「ワークスミルククラブ」は、ママ社員からCEOへの直談判によって成立した制度なのです。ワーママとしては、妊娠して働き続けることができるかの不安がある。そのための働き方や保育環境など女性社員の復職やキャリアアップへの道筋が断たれることがないよう、女性社員の選択肢が増えるようにと考え、実現しました。
それから10年以上経ち、「ワークスミルククラブ」も改善・拡充しています。現在、利用者の職場復帰は100%なんです。私自身、この制度の利用者で、今年の5月に職場復帰をし、今は時短勤務で働いています。個人的な実感ですが、職場復帰をするにあたり「ワークスミルククラブ」があることの存在は大きかったと思います。それは、単に制度化されているというだけではなく、会社の風土として受け入れられていたからだと思いますが、自ら望む働き方を選べるという選択肢があることは、私にとって非常に重要なことでした。
経営企画部・谷口裕香さん(以下、谷口):私は、今二人の子どもがいますが、周囲で初出産を迎えたワーママの話題は、もっぱら“いつ二人目を生むか”ということなんですね(笑)。その議論の根本にあるのは、世間一般として時短勤務ができる期間が短かったり、育児・介護休暇を取得できる日数が少なかったりと、現状の仕組みが足かせとなって自らのライフスタイルに制約を設けるしか方法がない、という現れだと思うのです。
牛丸:昨今話題の待機児童や保活の実態など、ママの悩みの種は尽きることがないのが事実だと思います。私もそうですが、働く意欲の高いママ社員にとって、自分が大好きな育児も仕事も思いっきりできるようになるために、表面的な課題だけではなく、問題を根本から解決しようと考えたのが「WithKids」の始まりなんです。
「WithKids」は単なる託児スペースの開設にとどめるつもりはなく、「会社で保育をする」という新しい考え方を発信していこうとしています。それが、私にとっても、世の中のワーママにとっても一つの新しい働き方につながるのではと考えています。
谷口:「企業内託児スペースを作る」と聞いたとき、私自身は産休中でした。CEOの投げかけにより始まったのですが、最初は、その発言に驚きましたし、正直「自分はまず使わないだろうな〜」と思っていたのです。できれば家になるべく近い保育園に子どもを預けてから通勤したい。都心に日々の保育に必要なものを持って登園兼通勤をするのは大変ですし、子どもにも負担になるだけかもしれない、と思っていたのです。
ただ、有志の社員が集ってプロジェクト化され、そこに私も手を挙げて関わっていく中で、考えがどんどん変わっていきました。50名以上のプロジェクトメンバーと、とことん議論し尽くし、やるからには、ただ預かるというわけではなく、「親も子どもも、保育スタッフさんも毎日楽しいと思える」環境を提供したいと考えました。みんなにとって理想のカタチはなんだろうと、各自で課題を出し合い解決策について考え抜いた結論が、「WithKids」なのです。
世の中の当たり前を取っ払うとできることが広がる
保育士や保護者と一緒に理想の育児環境を作っていきたい
宮﨑:サービスの概要を教えてください。
谷口:「WithKids」では、月極保育と当日でも申込みできる一時保育を行います。また、登園兼通勤に荷物が多くて大変になってしまうのだったら、お着替えも持ってこなくて済むように、育児に必要なものを揃える予定です。さらには、親子一緒に昼食を食べたりする、社員が先生になってみんなで子どもを育てていく、ということは、自社で運営する企業内託児スペースだからこそできることだと思っています。
今は「世の中の保育の当たり前」を取っ払ったら、色々なことができる、新しい育児のスタイルを提供できると、とてもワクワクしています。だからこそ、今まで思っていた「当たり前」や課題を見直すことを大切にしています。例えば、これまで自宅の近所に子どもを預けることが当たり前と思っていたけど、それって何でだったけ、とか。本来ならば、パパにも育児に積極的に参加してもらいたいけど、そもそもの現状のワーママの課題って何だっけ、とか。
その結果として、自分たちで企画から運営までするという結論に至ったのです。企業内保育スペースは他の企業様でもありますが、運営まですべてを自社で行うという例はほとんどないと思います。でも、だからこそ、やったことがないことにチャレンジできると思うのです。育児には“これが正解“と断言できるものはないと思っていますし、女性活躍が叫ばれる現代だからこそ、今に合う理想の子育てのスタイルを作っていきたいと考えています。
牛丸:親も子どもも、保育スタッフもみんなにとって最高の環境であり、最適な選択肢となる。そんな思いも込め、「WithKids=いつもいっしょ」とかけて、今年12月14日にオープンする予定です。
宮﨑:待機児童問題から発展し、世間では保育士の給与面などでの待遇改善が叫ばれている中、破格の高水準の月給(保育士20代求人の中で最高報酬となる月給30万円)での募集に驚きました。
牛丸:保育スタッフも社員として迎え、みんなフラットな関係で託児スペースを一緒に作り、運営していきたいというのが私たちの思いです。保育は、子どもの成長に関わる重要な仕事だと考えますし、優秀なスタッフにやりがいを持って働いてほしいんです。
「WithKids」を自分たちで企画・運営するといっても、親目線に偏った環境にするつもりは全くありませんし、保育のプロの意見が欠かせません。現場にいるからこそ、見える課題や「もっとこうしたらいい」というアイデアはいっぱいあるでしょう。従来は、周囲から強い要望を受ける中、やりたいと思っていたことを諦めざるを得ないことも多かったのではないでしょうか。これまでも、現場調査のため保育スタッフにヒアリングをする中で、「本当は、こういうことをしたいと思っていたが、実現できる場がなかった。自ら携われるのが嬉しい」などと「WithKids」の考え方に共感いただいています。また、ありがたいことに保育スタッフのご応募もたくさんいただいています。
谷口:「WithKids」は、まだ完成したわけではありません。これからも、保育スタッフや同僚社員、子どものさまざまな意見を取り入れて、常により良い形を模索していきたいと考えています。ワーママにとって新しい働き方をつくるには、同時に保育スタッフの労働環境をより良くしていかないことには、成り立たないでしょう。
この話を聞いて、前のめりになるより、「ほんとかなぁ」と様子を伺ってしまう方もいると思うんです。私も初めはそうでしたから(笑)。だけど、私たちがやろうとしているのは、これまでにはない新しいチャレンジです。ぜひ一緒に、理想の子育て環境を作っていきたいという方がいれば嬉しいと思います。
9ヵ月間の育休を経験した男性社員が発信する育休情報、そして、IT業界において、育児中の女性社員たちが中心となって作っていく自社運営の企業内託児スペース…。育休男子の髙橋さんのお話の中では、平日赤ちゃんを連れている男性に対する軽い偏見?もまだまだあるのだなと感じました。その、一方で、子育て世代の社員たちが、社会を変えていく世代として主役に確実になりつつあるのではないか、というさわやかな風を感じました。
プロフィール
髙橋 俊晃さん
ワークスアプリケーションズ リクルーティングDiv.
大手OA機器メーカーでの営業職を経て2008年にワークスアプリケーションズに入社。コンサルタントとして資産管理を中心に自社製品の導入、保守プロジェクトに従事。5年目にマネジャー職となり、顧客のパートナーとしてのみならずCOO直轄の組織改革プロジェクトに参画。2014年にリクルーティングDivに異動後、主にインターンシップを中心とした新卒採用に従事。2015年6月に第一子が誕生し、9ヶ月の育児休業を取得。男性の育休取得を推進すべく、ブログ「育休男子.jp」を立ち上げる。2016年4月にリクルーティングDivに復職。
牛丸 侑香里さん
ワークスアプリケーションズ 経営企画Div.
2005年ワークスアプリケーションズに新卒入社。コンサルタント部門配属後、入社1年目から、大手物流会社などの重要プロジェクトに従事。2010年、自社のコンサルティング手法の改善プロジェクトのリーダーに抜擢。チームマネジャーに就任後は、メンバーの育成・プロデュースに力を注ぐ。2014年に産休取得後、2016年5月に職場復帰。現在は、「ワークスミルククラブ」を利用して短時間勤務として、経営企画Divに所属。職場環境の改善や組織活性化のミッションを担う中で、託児スペース「WithKids」のリーダーを務める。2歳女の子のママ。
谷口 裕香さん
ワークスアプリケーションズ 経営企画Div.
前職は不動産会社で経営管理や資金管理を担当。2009年ワークスアプリケーションズに入社、役員のスケジュール管理や社内調整、などのアシスタント業務、営業支援業務を経て、2011年末に産休を取得。2013年1月職場復帰。2015年1月に第二子産休に入り、2016年5月職場復帰。現在は、「ワークスミルククラブ」を利用して短時間勤務として、経営企画Divに所属。職場環境の改善や組織活性化のミッションを担う中で、託児スペース「WithKids」のプロジェクトマネジャーを務める。4歳女の子、1歳男の子のママ。
文・インタビュー:千葉 美奈子(文)・宮﨑 晴美(インタビュー)
ライター