保育園に入れない壁を子連れ出勤で乗り越える!会社と共に環境を整えたワーママ。

ラシク・インタビューvol.19

株式会社ガプスモバイル IOT事業部 宮尾亜希子さん

「働きたいけど、年少さんまでは一緒にいる時間も大切にしたい」。申請していた認可保育園に落ちてしまった宮尾さんは、こんな気持ちを抱きます。子どもと一緒にいる時間も大切に、働く方法はないだろうか。在宅と子連れ出勤を組み合わせた形の働き方を相談したところ「新しいからやってみよう!」と即決したのが、株式会社ガプスモバイルの西村代表。本人にとっても、そして周りの社員にとっても働きやすい環境を作るため、子どもがいられるスペースを新たに作ったとのこと。宮尾さんが働きかけて変えてもらった事、そして西村代表が子連れ出勤を円滑にするために、気をつけている取り組みなどを伺いました。

保育士資格を持つ妹に入社してもらい、働きやすい環境を自ら整える

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ミニ四駆のサーキットがあるオフィス。宮尾さんのお子さんもここでよくトミカを走らせているそう

宮﨑出産前はどのようにして働いていたのでしょうか。

宮尾さん(以下 敬称略)映画のマーケティングの仕事で残業をかなり多くやった後、1年くらいフリーランスのウェブディレクターをしていた時期がありました。当時は会社に属していないこともあり、営業も提案も行わなければならず、切れ目がないので昼夜問わずずっと仕事をしていましたね。かなりワーカホリックだったと思います。その後、今働いている株式会社ガプスモバイルの代表に会い、映像部門を立ち上げたいから立ち上げを手伝って欲しいと言われたのです。実は入社した3ヶ月後くらいに妊娠が分かりました。2012年7月に入社したのですが、2013年6月に出産しています。その後、半年くらいで業務をまた開始しましたね。

半年後に業務を再開したときは、どのようにして働き始めたのでしょうか。

宮尾出産後、アトピーがひどくなったり体調が安定しなかったので、まずは在宅で映像のシナリオライティングとディレクションからはじめました。現在は、週1は実母に見てもらい、アポイントがあるときや後輩とコミュニケーションを取りたい時など週1〜2のペースで会社に連れてきています。その他、必要な時は一時保育を使っていますね。私の仕事は、アニメーションの映像を作る仕事で、ポーランドにいるクリエイターチームと常にやり取りをしているのですが、シナリオを書いたりディレクションをすることが主な役割で、ネットと電話と、信頼関係があればできる仕事なんですね。なので、子育てをしながらできる量を現在はさせてもらっています。実は、元幼稚園の先生で、保育士資格も持つ妹が、ちょうど転職を考えているタイミングで現在の会社に入社してもらったんです。総務として働いているのですが、打ち合わせの際は見てもらったりなど、つれて来れる環境があるから安心して仕事ができるところはありますね。

子どもがいる職場は明るい!子連れ出勤のデメリットは克服できる

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ガプスモバイル代表の西村さん(右上)と保育士資格を持つ妹さん(中央)、宮尾さん(左)

宮﨑では西村代表。子連れ出勤を採用し、推進している理由を。

西村代表(以下 敬称略)実際、サービスの立ち上げすぐに妊娠と言われたときはビックリしましたが、子どもがいても出来る環境は整えられるのではないかと思いました。子は親を見て育ちますし、働いている親の姿を見せる事もいいことなのではないかと。また子どもがいる職場は明るいですよね。その他にも、産業構造としてサービス業的側面はこれから重要だと考えていて、ママ社員はホスポタリティも高いということもメリットにはありますね。スキルがある人が仕事を出来なくなるのはもったいないですし、提案のためのドキュメント作成などは在宅でもできますしね。デメリットはあるとしても克服できると思ったのです。実際、妹の他にも保育士資格を持つ社員がもう1人いて、子連れ出勤の時の打ち合わせ時などは、誰か1人がついていてもOKにしています。

実際、子連れ出勤をやってみてどうでしょうか?

西村パフォーマンスは落ちていないので、例えば他の人が大切な電話に出ている時などは大きな声を出さないようになど注意しているところはありますね。また、MTGなどで成果が出せているところはきちんと見えるようにはしています。やると決めたからには、子連れ出勤者も他の人も納得できる形に持っていきたいと思っていますね。子供部屋のようなスペースを設けたので、他の子連れママも採用を進めていきたいと思っています。

宮尾会社が体制を整えているからこそ、子どもと一緒にいることもできるし、こういう働き方が出来ているのはありがたいなと思っています。また結果を出す事や、他の人の迷惑にはならないように、自分の進捗などはきちんと伝えるようにしています。成果型の報酬体系も可能なので、やった分は評価されることが、長く続けられるポイントになり、母親が自分らしく働ける選択肢にもなると思っています。

宮尾さんの在宅の日や出勤の日のそれぞれのスケジュールを教えて下さい。

宮尾さんの在宅勤務日のスケジュール

6:30 起床・朝ご飯づくり
7:20 朝ご飯
8:10 主人が出勤
8:30 洗濯物を洗濯機に入れたあとメールチェック〜
9:30 〜メール返信、後輩への指示など業務連絡
午前中 家事(適宜電話やメールは対応)
12:00 息子の昼食準備と昼食
14:30 息子がお昼寝している間に動画のシナリオや提案書など作成
15:30 一時保育に連れて行く
18:30 〜海外とのやり取り(時差があるので現地は朝イチ)、既存案件の進行管理など
20:00 お迎え、食材のお買い物、息子の入浴、夕食を経て寝かしつけ
21:30 就寝完了後、メールチェック・対応
22:00 主人の帰宅に合わせて夕食準備、一緒に夕食
24:00 動画のシナリオや提案書など制作業務開始、Skypeで海外とのやり取り
26:00 自分の入浴、就寝

宮尾さんの子連れ出勤日のスケジュール

6:30 起床・朝ご飯づくり
7:20 朝ご飯
8:10 主人が出勤
8:30 出勤準備(息子のお弁当は必須)
9:15 息子を連れて家を出る
10:00 会社着、後輩への指示や情報共有など
11:00 クライアント先へ〜日によって3−4件のアポを1日に固めています
19:00 息子をピックアップして家路へ
20:00 帰宅後、息子の入浴、夕食を経て寝かしつけ
21:30 就寝完了後、メールチェック・対応
22:00 主人の帰宅に合わせて夕食準備、一緒に夕食
24:00 動画のシナリオや提案書など制作業務開始、Skypeで海外とのやり取り
26:00 自分の入浴、就寝

宮尾さんにとって、働くとは?

宮尾生きがいであり、自分の存在意義や価値の確認でもあるのですが、ママになってから責任感などもより強くなった気もします。子どもがいることがエネルギー源とモチベーションになっていますし、もしかしたら子どもがいなければこんなに仕事をしていなかったかもしれません(笑)。

「保育園に入れないから働けない」。待機児童が解消されない今、こんな悩みをもつ人はまだまだ数多くいます。子連れ出勤や在宅勤務には、大変な点も数多くあるとは思いますが、会社側・働くママ側双方が「自分たちがやれること」、改善できることを試行錯誤して進めながら、環境を整えていく取り組みは素敵ですよね。「働きたい人が働ける社会」の実現のために、会社とママ側双方の取り組みをLAXICでは引き続き応援していきます。

宮尾亜希子さんプロフィール
株式会社ガプスモバイル IoT事業部
1983年3月10日生まれ、2007年慶應義塾大学総合政策学部卒。大学在学中からインターンでの在籍を経てピクスタ株式会社(旧株式会社オンボード)入社、広報・営業・コンテンツディレクターなどを兼務。2009年、GEM Partners株式会社入社、映画のマーケティング、コンテンツのVOD配信などの業務に携わる。2011年、フリーランスに転向しWEBディレクターや外資系広告代理店のデジタルマーケティングサポートで売上を立てる。2012年、ガプスモバイルに入社、動画制作部門を事業化。2013年、出産を経て引き続きガプスモバイルで在宅勤務に。現在に至る。
HP:ガプスモバイル

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文・インタビュー:宮﨑 晴美

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