フリーランスマザーの “しなやかに、自分らしく生きる” をサポートする3児の母

ラシク・インタビューvol.15

リズムーン編集長・合同会社カレイドスタイル代表 小野 梨奈さん

小野さんがフリーランスになったのは今から約10年前の2006年。そしてフリーランスになったと同時に第1子の妊娠が発覚。今でこそ、フリーランスという働き方はワーママが働きやすい形として注目されているものの、当時は身近にフリーランスの女性はいても、フリーランスでママの人はいなかったそう。フリーランスとして仕事と育児を両立している人の話を聞いてみたい!という想いからスタートしたのが、フリーランスのコミュニティ。これが後々、フリーランスの女性を応援するプラットフォームサイト「Rhythmoon(リズムーン)」へと発展していきます。このメディアとフリーランス女性を応援する事業を展開する理由や、小野さんにとって「働くこととは?」について伺いました。

フリーランスになった瞬間、妊娠を経験
フリーランスでママ1年生の生活がスタート

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宮﨑「Rhythmoon(リズムーン)」というフリーランス女性を応援するプラットフォームサイトを運営されていますが、そもそも小野さんがフリーランスになるきっかけは?

小野さん(以下 敬称略)社会人のスタートはIT系の会社だったのですが、大好きなWEBメディアの運営会社でアシスタントを募集しているのを見て、「そこで働きたい!」とアルバイトから入社したのです。大好きなサイトでしたし、仕事もとっても楽しかったのですが、何年か経つと、自分がやりたいことと、その時会社が求めていることとの間にズレを感じるようになりました。とりあえずリセットしようと、まずは会社を辞める事を決断したんです。その時、同僚から「時間があるなら、うちの仕事を外注でやってくれない?」と言われたのがきっかけで、私のフリーランス生活がスタートしました。

2006年からスタートされて、フリーランス歴は9年と長いですね。

小野その間に出産を3回していますから、ところどころはスローダウンしてますけどね。請求書の作成も営業もやったことがなく、何も分からずにフリーランスになったので最初はとても苦労しました。しかも、フリーランスになった途端に第1子の妊娠が分かったんです。

今までの仕事でもライターやカメラマンなどフリーランスの人に多く会う機会はあったのですが、フリーランスでママの人は身近にいませんでした。母になった今、時間的な制約があり前と同じようには働けないけど、仕事は広げて行きたいし、育児との両立をどうしようと考えた時に、「フリーランスでママの先輩に聞いてみたい」と思ったのです。そこで、mixiで「フリーランスの母」というコミュニティを作るとたくさんの人が集まってくれて、情報交換が始まりました。これが「Rhythmoon(リズムーン)」のサイト設立へと繋がっています。

100人100通りの多様な生き方・働き方を紹介することを目標に「リズムーン」をスタート インタビュー100人達成

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どんな思いで「Rhythmoon(リズムーン)」をはじめたんですか?

小野子どもが生後8ヶ月の時に、ウェイティングしていた認証保育園に急遽入れることになったんです。でも、第1子の時は、子どもを預けることに最初は少し抵抗があって、もう少し一緒にいたいなという気持ちもどこかにあったんです。その時、「せっかく預けて働くのだから、心からやりたい仕事と情熱が注げるものに向き合いたい!」と思いました。そこで自分の仕事内容を見直すことにして、「フリーランスという働き方を知って欲しい、横の繋がりを作っていろんな人がいろんなスキルを披露する場所を作りたい」と2009年に「Rhythmoon(リズムーン)」をスタートしました。最初は取材も更新も1人でやっていたんです。まずは100人にインタビューをしようと決めて、月1回だと10年もかかってしまうので、月2回、満月と新月の日に更新しようと。それで名前がリズムーンです。開始して6年経った今、インタビュー者数が、100人まで達しました。実はもう少し早く、100人インタビューを達成するはずだったんですけどね。

「Rhythmoon(リズムーン)」は編集メンバーの方もいて、お仕事紹介もされていますよね?

小野次第にサイトを見てくれる人が増え、コンテンツに協力してくれる人も増えてきました。去年から事業として展開していこうと決心。リニューアルのタイミングで編集部制も導入しました。また、オフ会などでフリーランサーと情報交換すると、多くの人が困っているのが「営業」でした。個人ではなかなかできない仕事をチームでうけたり、企業から頂く仕事の案件をフリーランサーに紹介できるようにと、Rhyth Bizというお仕事紹介の事業をスタートしています。

また私がフリーランスをはじめた頃とは違って、最近は「フリーランス」という言葉がいろんなところで聞かれるようになり、認知も高まってきています。ただ、「ゆるキャリア」や「キャリアダウン」というくくりで紹介されるのは少し違うと思っています。フリーランスは良い面も沢山ありますが、厳しく大変なところももちろんあります。
そのどちらの側面も伝えながら、フリーランスという働き方を選んだ方たちをサポートできる機会を作っていきたいと思っています。

「Rhythmoon(リズムーン)」の今後の展開は?

小野情報メディアであるリズムーンの他に、JOBマッチング、リアルコミュニティ、スキルアッププログラムの4つの側面からフリーランスを支援していきたいと思っています。Jobマッチングについては先ほど述べた通りなのですが、リアルコミュニティとしてはオフ会・交流会の他、フリーランスの保活研究会、就活前の女子学生向けセミナーなどを展開しています。その他、お子様がいらっしゃる方でも効率よくスキルを身につけるため、スキルアップセミナーやプログラムの開発なども展開し始めています。

自営やフリーランスは、子どもが小さいうちは一番仕事時間が取れる、柔軟な働き方

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では少しプライベートな側面を。現在、3人のお子様がいらっしゃりますよね。3人の子育てと事業運営、どのように両立されているのでしょうか。

小野現在は夫も会社を経営していて自宅兼オフィスで仕事をしているので、保育園の送り迎えをそれぞれ分担しています。双方の実家は遠方で頼る事はできないなかで最大限に仕事時間を確保するために、自宅ベースの働き方を選んでいます。通勤時間も仕事の時間にあてられますしね。現在はお互いのやりたいことを、バランスよくやることができていますね。

小野さんのスケジュール

6:30 起床
7:15 朝食
7:50 長男登校 保育園へ
8:30 洗濯など家事
9:00 仕事スタート
18:00 お迎え
19:00 入浴
20:00 夕食
21:30 子どもたち、就寝(自分は寝落ちしなければ起きて、その後は仕事をすることも)
23:30 就寝

仕事と育児をバランスよく両立するために心がけていることはありますか?

小野土日はあまり仕事をしないようにして、家族で出かけることを大切にしています。子どもが大きくなると、習い事などで家族みんなで出かける機会も少なくなってしまうとよく聞くので、行けるうちに皆で沢山出かけて思い出をつくりたいと思っています。

最後に、小野さんにとって「働く」とは?

小野私は家で仕事をしているので、子どもは私が働いている姿を見ているんですよね。「楽しそうに仕事をしている」姿を子どもに見せたい、そして働く楽しさややりがいを伝えられたらなと思っています。

ワーママにとって、フリーランスが働きやすいと言われるようになったのは、確かにここ最近のこと。フリーランスは確かにワーママにとって働きやすい環境ではあるけれども、いいことばかりではない。小野さんは“フリーランス・ワーママ”について、マイナス面も含め、研修やイベントなどで積極的にフォローし、プラスに変えられるような試みをしていらっしゃいます。“フリーランス”という働き方が気になったら、リズムーンが主催しているイベントに一度参加するといいかもしれませんよ。

小野 梨奈さんプロフィール
リズムーン編集長・合同会社カレイドスタイル代表
働く女性向けのWebメディア編集部を経て2006年に独立し、フリーランスに。3人の子育てをする傍ら、2014年に事業を法人化。女性フリーランスのためのコミュニティサイト「Rhythmoon」を運営する他、フリーランスのネットワークを生かし、Webを中心としたソリューションを提供している。
HP:Rhythmoon

ワーママを、楽しく。LAXIC

文・インタビュー:宮崎 晴美

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