【子育てパパママSDGs特集】
買い物で未来を変える!作る側も使う側も幸せになれる選択を

ライターの倉沢です。

わが家のおしゃれ大好き6歳の娘は、いつも母の買い物に興味津々。
たまに娘を連れて、行きつけの雑貨屋さんに出かけてみたり、近所にできた新しいパン屋さんを訪れてみたり、“ときめき”のある買い物を親子で楽しんでいます。

 

というのも、私個人として「お買い物は投票」という意識を持っています。これからの時代は、大量生産・大量消費を卒業して、経済発展と環境保護の両立が求められるとき。「買い物」という日常の選択が今後の社会のあり方に大きな影響を及ぼすのではないかと個人的に考えています。

 

そんな私の考えもあり、娘と出かける買い物では“価格”だけでなく“モノの価値”についても意識するようにしています。

手に取る前に考えたい 「安さ」の裏側にあるもの


たとえば、手頃な価格で最新のトレンドを楽しめる「ファストファッション」は、お金をかけず手軽におしゃれが楽しめる反面、その裏にある深刻な社会問題について以前から取り上げられてきました。

 

賃金の低い発展途上国に生産拠点を置き、現地の人々に劣悪な労働環境を強いるなど労働者の人権問題や大量廃棄による環境汚染の問題について責任を問われるようになったのです。

この事実が公表されなければ、ただ与えられるまま低価格商品を「コスパ最高」と喜び、無知なまま買い物を続けていたのかもしれません。

そもそもファストファッションがどのようにしてその低価格を実現しているのか、疑問を抱くこともなかったでしょう。

 

しかし、私たちが普段何気なく手に取る低価格商品が、誰かの犠牲の上に成り立っているかもしれない。そんな事実を知ったとき、安いだけに惑わされず、製造の裏側にまで目を光らせることが重要になってくるのです。

もちろん6歳の娘にとって、このすべてを理解することは難しいでしょう。しかし、まずは親として買い物の基準を定めておくことが重要と考えました。例えば、選んだ商品が環境に配慮されていること、商品の売り上げの一部が支援団体などに寄付されること。たった数百円の違いであれば、わが家では社会貢献につながる方を選ぶようにしています。

コスト重視からの脱却 サステナブルなものづくりを目指す企業の取り組み

SDGsへの取り組みが進み、さまざまな課題が突きつけられるなかで、前述したファストファッションにおいても、コスト重視から環境重視、透明性重視のサステナブル化が進んでいます。

どういう環境で、誰が作っているのか。

その透明性を重要視することは、これからの買い物には必要なこと。さらには、搾取のないものづくりを支援することは“誰ひとり取り残さない”社会に求められることです。

 

そんな理想の買い物を体現できる場所としてふと思い出したのが、ニュージーランドを訪れた際に立ち寄った「Trade Aid」というフェアトレードショップでした。アフリカ、アジア、南米、中東など26カ国の職人や農家が手がけたハンドメイド商品やオーガニック食品を取り扱い、ニュージーランド全土で多店舗展開されています。ショップを運営する「Trade Aid」は公平な世界を実現する社会的企業として現地でも知られる有名企業です。

商品は各地域の農家や職人をとりまとめる65以上の提携先団体から仕入れ、対価に見合った適正な価格で取引することで、生産者の生活向上に貢献しています。さらに収益は、地域で暮らす人々の生活環境の改善に役立てられているのも特長です。その内容は、スキルトレーニングや教育支援、母親たちの産前産後のケアなどさまざま。貧しい農村地に暮らす職人たちが生活基盤を整え、ものづくりで収入を得られるよう支援を続けています。

 

「Trade Aid」の商品は、単純に社会貢献できるというだけでなく、どのアイテムもとにかく可愛い。さらに「誰がこの商品を作ったのか」という作り手の情報がダイレクトに伝わるので、商品の背景をじかに知ることができるのもポイントです。

バングラデシュの職人の手により作られたかごバッグ。地元の天然資源である「ハグラ」という植物を編み込んで作られています。持ち手には民族衣装のサリーをリサイクル使用。

こちらもバングラデシュの職人が製作した蓋付きバスケット。カイザ草と綿糸を組み合わせて編み上げられています。織り込まれたリサイクル生地が素敵なアクセントに。

 

残念ながら、日本への商品配送は行っていませんが、「Trade Aid」のウェブサイトを見るだけでもその取り組みについて学ぶことはたくさんあります。(英語版しかありませんが、英語が苦手な方は翻訳サイトを使えばなんとか読めます!)

参考:「Trade Aid」オフィシャルウェブサイト

ものづくりへの理解を深める!長く大切に使えるものを親子で選ぶ

藍染作家さんが染めた藍染布を使用したポシャギカーテン。絞り染めの際に使った当て布などをリユースして作られています。

もちろんなにからなにまでこだわりの商品で揃えることは現実的に厳しいものです。とはいえ、商品の背景を知り、慎重に商品を選ぶことはやはり買い物において大切な心構えだと思います。

たとえばスーパーでの買い物では生産地や原材料などの表示を確認したり、小物や器などを扱う特別なお店に行った時には、作り手から製作の裏側を聞いてみたり。まずは親子でひとつの商品(モノ)が生まれるまでの道のりを知ることも意識したいことのひとつ。

 

製造の舞台裏を知るとはすなわち「ものづくり」についての理解を深めること。ひとつのモノが作られるのにどれだけのコストがかかっているのか、さらには作り手がどんな思いで作っているのかを知ることにもつながります。

買い物という日常の小さな選択が社会貢献にもつながる。そのことを意識したうえで、慎重に、でも楽しみながら、買い物に向き合う習慣を親子で大切にしていきたいなと思っています。

ライター 倉沢れい
大学卒業後、IT企業や翻訳会社に勤務。妊娠を機にライターに転身。子育て、女性の生き方について執筆中。古本やエシカルな生活雑貨を扱うオンラインショップ『tobira.』を運営。

求人情報

時短勤務可!シェアオフィスの営業管理 

株式会社アクトコールでシェアオフィスの営業管理のお仕事となります。
契約獲得の後に発生する手続きなどをご担当いただく予定です。

詳しく見る↓

勤務地
品川
勤務時間
9:00〜18:00
報酬
応相談
条件
若手社員の教育や1人称で作業も行えるくらいの能力を持たれている方を希望しております。イメージとしては大手不動産会社でバリバリ手続きや部下をもっていた方などが理想的です。

話をきいてみる

↑閉じる