脱・子どもの運動不足!
スポーツ、遊び、掃除で体力づくりと怪我予防を並行して。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年も緊急事態宣言や蔓延防止策による自粛生活が続いています。小学校では一人で黙々と食べる給食の時間や、小声でしか歌うことができない音楽の授業、簡略化される運動会など、何かしらの制限を伴う状況が続いているものの、去年の同時期を思い出すと、休校になっていないのはありがたい…と感じる毎日です。
 
このコラムでは、コロナが流行する前から問題視されていた子どもの運動不足と体力低下について綴っていきます。2020年10月にスポーツ庁が発表した「令和元年度体力・運動能力調査」(※)でも、前回の東京五輪が開催された当時(1964年度)と比較して、15歳以下の体力・筋力は当時の記録を下回っていると発表されるなど、子どもの運動不足は親にとって気になるテーマ。コロナを受けて運動不足はさらに加速しているようにも感じます。
 
LAXIC編集部では、先日開催したランチタイムのパパママオンライン交流会でこのテーマについて取り上げました。今回は、運動不足の対策について、「怪我予防」、「体幹強化」の視点も含めてお送りします。

(※)令和元年度体力・運動能力調査

運動不足&怪我しやすい子に共通するのは体幹の弱さだった


保育園年長の娘さんの運動不足を心配するママAさんは、「コロナでさらにインドアが定着してしまって…」と困惑気味。娘さんはコロナ前から屋内でお人形やパズル、お絵描きなどをして過ごすのが好きなおっとりタイプだったそうですが、長引くコロナ禍でさらに外遊びの機会が減っているといいます。通っている保育園ではお散歩の時間があるものの、今年1月の緊急事態宣言中に、近所の住民より「蔓延防止のためにお散歩はさせないでほしい」という匿名のレターが保育園に届いたこともあり、以来、ごく近所の簡単な外気浴に限定しているというのです。就学前の1年ということもあり、なるべく体を動かす癖をつけさせたいと考えるAさんですが、体操教室などの習い事も本人が乗り気ではなく困っています。
 
一方、小学校2年生の息子さんのパパBさんは、サッカー少年団や外遊びで毎日のように転んで擦り傷を作ってくる息子さんに手を焼いています。Bさんは就学前に通っていた保育園で担任から「多動ぎみ」と言われ、市の療育センターに息子さんを通わせた経験を持っています。小学生になってからは授業中や自宅学習中の姿勢の悪さも目につくようになったと悩んでいます。
 
お話していくにつれ、Aさんの娘さんとBさんの息子さんには「体幹が弱い」という共通点があることが分かりました。Aさんの娘さんは室内で遊ぶときに寝転ぶ姿勢が多かったりお絵描きしていても姿勢がぐんにゃりとしているといい、Bさんの息子さんは療育センターで作業療法士から体幹の弱さを指摘されたとのことでした。

体幹強化で姿勢の悪化、ふらつき、怪我を予防!

そもそも「体幹」とは、首から上と腕・足を除いた部分のことで、「体の中心」という認識で問題ありません。「体を引き締めたいなら体幹トレーニングを行うと良い」という話を聞いたことがある方もいると思いますが、メリハリのあるボディラインをつくるにも体幹の強化は欠かせません。
 
体幹は体を動かすことで鍛えられていくため、運動不足になると体幹が弱くなってしまいます。その結果、疲れやすくなる、姿勢が悪くなる、バランスが取れずフラついてしまう、怪我をしやすくなるなどといった別のトラブルが生じてしまうのです。
 
実際に療育センターで子ども向け体幹トレーニングを行ったというBさんは、「思っていた以上に怪我の防止が難しい」といいます。大人であれば、不意に転んでしまったとしても、さっと手が前に出るのですが、小さな子どもは身体の使い方が未熟なので、受け身が取れずに頭を強く打ってしまったり、大怪我につながる可能性があるようです。子どもが自分自身を守るためにも、日頃から適度に体を動かしながら体幹を鍛えることが大切なんですね。

自宅でもできる一石二鳥の体幹トレーニング2つ


Bさんが療育センターのトレーナーから教わったという一石二鳥の体幹トレーニングを2つご紹介します。
 
1つ目は「雑巾がけ」です。優秀な掃除機や最近では、モップがけまでしてくれるお掃除ロボットまで登場していたりと、雑巾がけの機会はすっかり少なくなっていますが、あえて雑巾がけをしてみましょう!
 
腕はまっすぐ、腰を高く維持しながら太ももを上げながら両足を交互に蹴り上げる理想的なフォームで行うと、体幹・腹筋・お尻・太もも・ふくらはぎ・いわゆる下半身全部が鍛えられ、体のバランス力や基礎代謝が上がるそう。Bさんによると、腕・肩・足の親指も同様に鍛えられるので全身運動としてもおすすめで、集中力・瞬発力・注意力・コントロール力も問われることもあり、改めて見直してみたい行動なのだとか。Bさんの息子さんも学校や自宅で雑巾がけを定期的に行い、体幹強化と怪我防止に励んでいるそうです。
 
2つ目は今は懐かしい、レトロな遊び「けんけんぱ」です。実は体幹トレーニングに有効で、お金もかからない素晴らしい遊びです。用意するのも、自宅にある紐やマスキングテープなどでもOK。まずは、子どもが飛びやすそうな間隔で円を作ってあげて、「けんけんぱ」をやらせてみましょう。なるべく体がブレないようにできたら、少しずつ間隔を開けて難しくしていきます。紐を使う場合は、円の大きさを調整するのも難易度がアップします。Bさんいわく、室内でも楽しく遊べますが、集合住宅にお住まいの場合は足音がうるさくならないように配慮が必要とのことです。

運動が好きな子はプロの意見も参考にしてみて


スポーツにおける子どものケガ予防のポイントや、ケガをした際のアフターケアなどについて、元プロ選手から直接学べるセミナーもあるのでご紹介します。
 
AIGジャパン・ホールディングス株式会社では、5月27日に「成長とケガ予防」をテーマにしたウェブセミナー『親子で学ぶ!今日からできるケガの予防と対策』を開催するようです。元MLBプレーヤーの斎藤隆さん、ボストン・レッドソックスで ストレングス&コンディションニングコーチを務める百瀬喜与志さん、タンパベイ・レイズの筒香嘉智選手のパーソナルトレーナーを務める渡邊誉さんが登壇し、子どもの成長やケガ防止に重要なポイント、ケガをした際のアフターケアなどについてお話されます。プロの体験談やポイント解説は大いに参考になりそうですので、興味がある方はぜひ申し込んでみてくださいね。
 
【実施日時】:2021年5月27日(木)20:00〜20:50
【プログラム内容】:
■百瀬喜与志さんによるケガ予防に関する講習
■前田健太選手メッセージ動画
■渡邉誉さんによるケガをした際のアフターケア講習
■斎藤隆さんと参加者のトークセッション&質疑回答 & グッズ当選者発表
【応募方法とURL】
募集期間中(2021年5月26日(水)まで)に以下URLへ必要事項を記入して送信してください。確認後視聴用登録用URLが送られてきます。
https://www.event-form.jp/event/16802/aig0527
 
運動不足による体力低下を防ぐためにも、いきなり運動してケガにつながらないためにも、親が子どもの体やケガに関することを理解し、日ごろから実践、ケアをしていくことが大切です。コロナ禍で運動不足に陥りがちなのは大人も一緒なので、ぜひ親子で楽しみながら遊びの中に体を動かす一工夫を足していきましょう。

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