コロナ禍で在宅勤務! フルタイムで働くママによる緊急座談会を開催!
〜仕事と子育て、どうしてる? リアルトーク〜

新型コロナウイルスが世界的にパンデミックを引き起こしている中、4月7日に緊急事態宣言が発令されました。これに伴い、小中学校と高校は休校の延期が決定され、保育園も自治体によって休園や登園自粛が求められました。企業も従業員の勤務形態を「在宅勤務」に切り替えるなどの対応を進める中、働く親からは「在宅で子どもを保育しながらの仕事は厳しい」という声も多く聞かれています。

実際、子どもと一緒にいながら在宅勤務をしているママたちはどうしているのでしょうか?LAXIC編集部では、緊急のオンライン座談会を開催。コロナ禍による仕事の状況、日中の子どもの保育、そして夫婦関係の変化など、働くママたちのリアルな声を聞きました!

<座談会メンバー> ※今回は匿名でご参加頂いています
Aさん 大手人材業界勤務 4歳、2歳の子を持つ保育園ママ
Bさん 大手不動産会社勤務 9歳、6歳、3歳の子を持つ保育園ママ
Cさん 大手広告代理店勤務 2歳の子を持つ保育園ママ
LAXIC編集長、鎌田薫 4歳、1歳の子を持つ幼稚園ママ
(ファシリテーター/ 編集部 小山 佐知子)

コロナ禍で在宅勤務へ…… 会社員ママの働き方はどう変わった?

編集部:LAXIC編集長の鎌田以外は、業種は違えどもみなさん大手企業にお勤めのワーママですね。まずは、コロナ後、現在の仕事環境について教えてください。

 

大手人材業界勤務Aさん (以下、Aさん):私が勤務する会社はフレキシブルな働き方を推奨しているので、コロナ以前から週2~3日は在宅で仕事をしてきました。コロナを受けての変化という点では、3月頭に完全在宅に切り替わりました。

 

大手不動産会社勤務Bさん(以下、Bさん):私は1年ほど前に今の会社へ転職したんですが、リモートワークは元々会社の制度として導入されていて、「いつでもやっていよ」と言われてきました。とはいえ、周りは誰もやっていなくて…… 私は関心がありましたが、そんな事情で、在宅勤務も未経験でした。でも、今回のコロナで、2週間前から会社命令で全社員、完全在宅勤務になりました。

 

大手広告代理店勤務Cさん(以下、Cさん):仕事は広告代理店の営業をしています。在宅勤務の話題が報道されるよりも早い段階…… 2月下旬から全社員が在宅勤務に切り替わりました。ただ、3月は期末のため請求書周りでどうしても会社にいかなきゃいけないこともあり出社することもありました。

 

LAXIC編集長鎌田(以下、鎌田):私はパラレルワーカーで、編集長の他に2つの仕事をしています。以前からリモートワークをしてきたので、今回の件で仕事面での影響は特に感じていません。

 

編集部:パラレルに働く人は、ある程度自分で自由に働く場所と時間を選べますが、会社員のみなさんは何かと慣れない点もあるかと思います。ちなみに、在宅勤務に切り替わって、みなさん保育園はどうされていますか?

 

Aさん:私が住んでいる地域では、保育園は今のところ開所していて、周りでは子どもを保育園に預けて働いている人もいます。ただ、自治体の方針はあくまで「出来る限り家庭保育にご協力ください」ということもあり、我が家は子どもの安全と保育園の先生の負荷を考えて、家庭保育に切り替えました。といっても、実は今日がチャレンジ初日だったのですが……

 

編集部:それはすごいタイミング! 4歳児と2歳児がいる中での在宅勤務はなかなか大変そうな気もしますが、実際にやってみて初日の感想はいかがでしたか?

 

Aさん:正直な感想をいうと、総合的にいいな! と思いました。仕事的には厳しい面もあるんですが、限られた時間の中で結果を出す! という思考になるので、仕事のやり方、優先順位の付け方が日々磨かれている感じがします。仕事をブラッシュアップするいい機会だなと。もちろん、オンラインでミーティングしているときに子どもが後ろで騒いでうるさかったりという環境面での難しさはありますが、子どもたちは本当に機嫌がいいんです。

 

編集部:お子さんがご機嫌なのは、いいことですよね!

 

Aさん:普段は私と夫の休みが違うこともあり、家族全員揃うことがあまりないので、今日はあいにくの雨なのに子どもたちはゲラゲラ笑っていて…… もちろん、今日が初日なのでたまたまかもしれませんが(笑)

 

Bさん:うちは小学4年生と1年生のお姉ちゃんたちは休校なので、下の3歳の男の子も今週から保育園に行っておらず、5人家族毎日一緒にいます。

 

Cさん:2歳児で保育園に通っているんですが、私が住んでいる地域では4月9日から保育園が休園になったので自宅で保育しています。

 

編集部:なるほど。みなさん、お子さんを見ながらお仕事されている状況なんですね。ちなみに鎌田さんは幼稚園ママですが、幼稚園も当然お休みですよね?

 

鎌田:はい。上の子が通っている幼稚園は2月下旬から休園になっています。いまは、1歳の下の子含め、自宅で保育しながら仕事をしています。

子どもや家族がいる中での仕事、実際どうしてる?

編集部:先ほど、オンラインミーティングのときにお子さんが騒いでしまったという話が出ましたが、たとえば夫婦間でミーティングの時間がかぶってしまうなんてこともあるのでは……?

 

Cさん:まさに今日15:30~16:30でミーティングがあって、夫と時間がかぶってしまいました。私の方はクライアントとの打ち合わせだったので、夫がスケジュール調整をして優先させてくれたんです。ただ、息子の昼寝のタイミングを逃してしまい、とにかく機嫌が悪くて大騒ぎに…… ミーティングの一番大事な終盤で夫と子守りをバトンタッチをしなければならず、グダグダのまま終わりました。今まではスケジュールを調整しながら上手にやれていたんですが、今日はじめて大変だなと感じましたね。

 

編集部:未就学児だと機嫌のハンドリングまではなかなかできないですもんね。

 

Cさん:そうなんです。理想としては打ち合わせと昼寝のタイミングを合わせたいんですが、最近子どものリズムも崩れがちで……

 

編集部:クライアントには状況を事前にお伝えするのですか? こればかりはお互いさまという感じもしますが……

 

Cさん:状況を伝えておいて打ち合わせが終わったら電話やメールでフォローし合ったりします。ただ、これが頻繁に続いてしまうと私もだいぶしんどくて。なかなか集中できず、正直、稼働率は40%程度だなあと感じています。

 

編集部:仕事のパフォーマンスは正直ありますよね。もちろん、100%を目ざすのはなかなか厳しいかと思いますが…… ちなみにBさんはお子さんが3人いらっしゃいますが、この辺いかがですか?

  

Bさん:私の仕事は街づくりに携わっていて、ホテルとかサービスプロバイダー的なお客さんが多いため、コロナの影響で仕事自体がスローペースになってしまいました。夫もオリンピック関連の仕事をしているので静かになってしまったという状況です。なので、今は2人のミーティングがかぶって困った! みたいなことはないですね。

 

編集部:在宅勤務に切り替わったタイミングで、夫婦ともにお仕事がスローペースになった部分はある意味良かったのかもしれませんね。さきほど、昼寝というキーワードが出ましたが、Bさんの下のお子さんは寝てくれますか?

 

Bさん:うちでは寝かしつけは親じゃなくて小学1年生の次女がしてくれるんです。弟をトントンしてくれて、ものの5分で寝てくれるので助かっています。次女をおだてて(?)「頼むねー」とお願いしています(笑)

 
 
一同:それはすごい! 頼りになる〜!

 

編集部:ちなみに、お昼寝といえば、保育園児はほぼマストかと思いますが、鎌田さんはお子さんが幼稚園ということもあり、お昼寝ってどうしているのでしょう?

 

鎌田:幼稚園は保育園のようなお昼寝の時間はないので、4歳の上の子はそもそも昼寝の習慣がありません。なので、基本ずっと起きています。1歳の下の子も、定期的に昼寝をする習慣はなくて、家にいると気づくと勝手に寝ています(笑)

 

編集部:ママが仕事に集中しているうち自然に寝ちゃった…… という感じですかね(笑) ちなみに、鎌田さんの旦那さんは会社員ですよね? 今はどうしていますか?

 

鎌田:夫も1ヶ月前から在宅勤務に切り替わりました。先ほど、「私は元々リモートワークをしていたのでコロナ禍で仕事に大きな影響はなかった」とお伝えしたんですが、夫が在宅勤務になったことで、家族のライフスタイルという意味では大きく変わっちゃいまして…… 

 

編集部:というと?

 

鎌田:夫は昼間家で集中して仕事をしているので、私はその間子どもたちの面倒を見ながら家事をしています。で、私の仕事はというと夜中の3時~7時がコアタイム。子どもが昼寝したからといって仕事に集中できるわけではないので正直ストレスはありますね。

 

編集部:1日24時間自由に使えるパラレルな働き方は、いい面もありますがツライ面もありますよね。

 

鎌田:はい。なので私、夫に対して1回爆発しました(笑) 夫の会社はけっこうモーレツな感じで平時から会議も多いみたいなんですが、在宅になっても変わることなくオンラインで打ち合わせしまくる感じで…… 共働きなのに、自分ばっかり深夜や早朝に仕事して、夫は日中当たり前のようにデスクで仕事し私は終日ワンオペ育児。これにはもうイラっとしちゃって。

 

一同:分かります!

 

鎌田:「私にも仕事があるのに、あなたは当たり前に昼間仕事してて何なの?」って爆発してからは、彼も気にかけてくるようになりました。下の子が寝たタイミングで「今見ながら仕事するから、仕事していいよ」とか「昼間の打ち合わせはないの?」とか言ってくれて、山が超えられました。

 

編集部:お互いがトライ&エラーを繰り返しながら歩み寄りできるといいですね。ちなみに他のみなさんは会社員ですから会社が定める就業時間があると思いますが、在宅になって勤務時間帯に変化はありましたか?

 

Aさん:うちは7時~22時までのフルフレックスという制度があって、この時間内なら仕事をしていても会社からは何も言われないんですが、私的にはそれだと疲れてしまうので朝晩は極力仕事をしない、と決めています。夫は、先週の金曜日から在宅勤務なんですが、鎌田さんと一緒で、家でも会社と同様に、ずっと仕事にフォーカスしてしまうんです。子どもの面倒は代わりばんこに見ようね、となっていたはずなのに、全然交互になっていない。相手がずっと仕事をしていると「私も仕事したいんだけど……」というモードになってきて。勤務時間というよりも夫婦間の家事育児の問題かなと思っています。

ネガティブなことばかりじゃない!? 夫婦関係、家族、そして自分自身にどんな変化があった?

編集部:コロナとの戦いは長期戦になると言われていますが、今回在宅勤務になったことをきっかけに、夫婦間や家族間でお互いが見えなった部分が見えてきたということはありましたか?

 

Cさん:うちは書斎があるわけでなく、リビングのテーブルでお互いパソコンを広げて仕事している状況なんです。仕事中、私は無音でやりたい、でも夫はテレビをつけたがる(笑) なので、夫はずっとイヤホンを付けてYouTubeを聞きながら仕事をしています。仕事スタイルの違いに気づきました。

 

Aさん:私は元々夫婦間でめちゃくちゃ会話をしたいタイプなんです。わりと普段から会話する時間は確保していて、休みも違うし普段すれ違いが多い分、話せないから話そうとしています。

 

編集部:すれ違うことが多いから積極的に話し合おうとしてきたって、いいですね!

 

Bさん:私は皆さんの話をきいていて、夫婦できちんと会話しててうらやましいなと思いました。在宅勤務を始めて夫は1ヶ月、私は3週間ほど経ったんですが、お互い在宅勤務が始まった当初は学童や保育園がやっている時期だったので、日中夫婦2人で過ごす時間がありましたが腹を割って話してはいないかも。ずっと一緒に子育てをしていたつもりでも、子どもに対する考えの方向性が微妙に違っていたり、そのあたり今後折り合いをつけていけるかが課題かなと思いました。

 

編集部:夫婦でも腹を割って話すってなかなか難しいことですよね。どの家庭でもこの難局をどうやって乗り越えていくか、どうやって家族を運用していくか、ということが課題だと思うんです。

 

Cさん:在宅勤務になってみて初めて分かったのが、子どもの機嫌がいいということ。「パパ! ママ!」とずっと言っていて毎日楽しそうにしているんです。それゆえに夫婦もご機嫌で、家族の雰囲気が今までで一番いいかもしれない。

 

Bさん:うちの3歳の子も、いつも「パパパパ!」と言って夫に抱っこをせがんでいます。

 

Aさん:わかります。子どもはパパが家にいるだけで嬉しいんですよね(笑)

 

Bさん:夫は転職する前まで10年以上旅行代理店勤務で海外出張が多くて、長女、次女のときはほぼワンオペで子育てしていました。転職後の夫は、朝早く起きてランニングして、子ども達と一緒に朝食を食べて、という今までできなかった生活に幸せを感じているらしく、これからも在宅で仕事ができるようにしたいと考えるようになったようです。

 

Cさん:私もコロナで大変な状況なんだけど、その分仕事がセーブされて家族の時間が増えました。また仕事をフルタイムに戻したときに仕事できるのか? その状況に戻したいのか? と考えてしまいます。息子との時間をもうちょっと作ってあげるほうが、自分にとっての幸せなのではと感じています。

 

Aさん:その話すごく分かります。私は、家庭保育でずっと子どもを見ることに対して恐れというか2人見ながらで大丈夫かな、という不安がありました。意外と子どもと遊んだり面倒見れたりする自分を発見できたり、子どもの成長を日々感じられたり。料理も、これまでは「どこまで手抜きするか」がテーマでしたが、今は「どうせやるなら楽しく美味しく」がテーマに変わって、カフェメニューに挑戦したり、子どもと一緒ににんじんケーキを作ったりしています。子どもも手作りだとよく食べてくれるようになって、努力し甲斐があるなと感じています。

 

編集部:今回のことで、在宅勤務を始めてみたら実際会社に行かなくても仕事ができていることに気づいた部分もあるのでは?

 

Cさん:そう、リモートで全然仕事ができちゃうことが今回を機に自分で分かって。外資系のお客さんはリモートで仕事をすることが当たり前なんで、リモートする上でのスキルを学ばせてもらったりしています。

 

編集部:世の中全体が大変な状況で気持ちが沈みがちな中、夫婦でぶつかりながらも毎日をどう楽しくすごすか、家族といっしょが嬉しい、子どもの成長が日々感じられる有難さ、といったポジティブな話が皆さんから次々に聞けて個人的には嬉しくなりました。今日は急遽お集まりいただき、ありがとうございました。

 

新型コロナウイルスの世界的蔓延という未曽有の事態の中、夫婦で過ごす時間が増えたことで、SNSでは「#コロナ離婚」投稿があふれメディアをにぎわせているそう。編集部の企画会議でこの話題が上り、働くママ達はどう思っているのか? と急遽企画が立ち上がりました。もちろん人それぞれ事情は異なり、職場の都合や仕事の内容上、在宅であってもモーレツに仕事をせざるを得ないパパやママもいらっしゃるかもしれません。たまたま今回は「家族が一緒に居られて幸せ」そんな声が聞こえました。この苦境を乗り越えていくには、 “自分の中の気付き”は大切なことだと思います。また、働き方や夫婦と家族の関わり方、自分を見つめ直す機会になっているのかもしれません。

ファシリテーター:小山佐知子 文:北向由紀子

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