花粉症の子どもが急増中!親子でできる対策は?
今年も花粉症の本格的なシーズンが到来しました。今年から花粉症デビューをしてしまった方もいるかもしれませんね。また、ここ最近花粉症の子どもは急増しています。親子で対策をして辛いシーズンを乗り切りましょう!
子どもも花粉症になる?

子どもの花粉症は年々増えており、5~9歳で13.7%、10~19歳では31.4%と大人の発症率とあまり変わりません。大人の花粉症の主な症状といえば、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみですが、子どもの場合、くしゃみはあまり出ず、鼻づまりが起こりやすいといわれています。子どもがよく口を開けているようであれば、鼻づまりが苦しくて口呼吸をしているのかもしれません。花粉症の症状は風邪にも似ていますので、日頃から子どもの様子を注意深く観察しましょう。
親子で取り組みたい花粉症対策
・外出時や帰宅時に
外出時にはマスクが必須です。花粉から目を守るためのゴーグルタイプの眼鏡も発売されていますので、子どもや自分に合うタイプを探してみましょう。だんだん暖かくなり、子ども達は外で思いっきり遊びたいと思いますが、花粉飛散予報をチェックし、飛散量が多い日は家の中で過ごすのがおすすめです。
外出先から家に入る時は、玄関先で服をはたいて花粉を落とします。花粉が付きにくいスベスベした生地の服を着るのもおすすめです。そして、帰宅後は洗顔(特に目や鼻の周りなど)・うがい・手洗いをすることも忘れずに!
・室内環境を整える
花粉は重いので下のほうにたまりがち。大人よりも背の低い子どもは舞い上がった花粉を吸いこみやすいので、床に花粉がたまらないようにこまめに掃除をしましょう。掃除機をかけると花粉が舞い上がります。床はウエットタイプのシートを使用した拭き掃除がおすすめです。カーペットやソファ、ベッド、布団などの布製品にはしっかり掃除機をかけましょう。
・アロマオイルを取り入れる
症状を和らげるにはアロマオイル(精油)もおすすめです。ティーツリーやユーカリ、ペパーミントなどお精油にはスッキリとさせる効果があります。精油を一滴垂らしたティッシュをマスクに挟んだり、ハンカチに1滴垂らして時々精油の香りを嗅きます。自宅のケアとしては、洗面器に1滴落として顔を近づけ、立ち上る蒸気を鼻からゆっくり吸引します。蒸気を吸い込むことで呼吸器が加湿されて鼻詰まりが解消されやすくなります。店頭でアロマオイルを探す際には、アロマセラピストに声をかけて自分に合うタイプのものを選びましょう。