「子どもを野菜好きに!」野菜が出てくるストーリーの絵本
子ども達の野菜嫌いに頭を悩ませているママも多いのでは?そんなママたちにお勧めなのが絵本からのアプローチです。今回は、子どもたちが野菜を好きになってくれる、野菜が出てくるストーリーの絵本をご紹介します。
1.やさいのおしゃべり(作:いずみなほ 絵:いもとようこ)
冷蔵庫の中の野菜たちの声を描いたこの絵本。大人でも、使い忘れたりして「冷蔵庫の野菜たち」に粗末な扱いをしてしまうことはありませんか。子ども達に「嫌い」と言われ寂しい気分になる野菜たちの会話には、大人でも笑ってしまいます。子ども達にとっても「嫌いになると、野菜たちはこんな気持ちかなぁ」とイメージしやすく、頑張って食べてくれるきっかけになるかもしれませんね。とってもキュートな挿絵は誰もが一度は見たことがある「いもとようこさん」が担当しています。
2.野菜忍列伝其の一 忍者にんにく丸(作・絵:川端誠)
絶妙な言い回しが特徴の「落語絵本」で有名な、川端誠さんの絵本です。にんにくが忍者という設定なので、忍者好きの男の子には特におすすめです。戦いのシーンは時代劇風な語り口調で、テンポ良く飽きさせません。読み終わってからニンニクのイメージが変わるかもしれませんね。野菜たちが活躍することで、食卓の野菜にも改めて親近感がわいてきそうなお話です。
3. グリーンマントのピーマンマン(作:さくらともこ 絵:中村景児)
ママ世代にも「懐かしい」と思う人が多いかもしれませんね。とても長い間、多くの子ども達に「野菜のチカラ」を教えてきた絵本です。ピーマンマンが、はらいたばいきんや、のどいたばいきんと戦う姿は「野菜を食べると体が強くなる!」というメッセージが伝わりやすく、野菜の底力を教えてくれます。
4. じゃがいもポテトくん(作・絵:長谷川義史)
親族一同北の国からきた八百屋のジャガイモのおはなしです。ジャガイモの「じゃーむす君」の家族たちは次々といろんな人に買われて離れ離れになってしまいます。寂しいじゃーむす君ですが、意外な形で家族と再会します。野菜にも家族がいて、離れ離れになるのだと思うと切なくなりそうですが、楽しい雰囲気たっぷりの絵本です。歌いきかせでも大人気のこの絵本は、子ども達にも勿論大人にも大人気。命あるジャガイモたちが色んな形になって食べ物に変わり、再会していく様子は、子どもも大人も楽しめますよ!