3〜6歳の男の子にオススメ!の絵本
やっぱり鉄板!の恐竜本「おまえうまそうだな」

男の子なら好きな子が多いのはやっぱり「恐竜」。そして、恐竜絵本として有名なのが、映画にもなって公開されている宮西達也さんのティラノサウルスシリーズです。このシリーズ、今はもう何冊も出ていますが、やはり一番最初にオススメなのは「おまえうまそうだな」(宮西達也著/ポプラ社)。え、恐竜の絵本なんて興味ないなーと思っているそこのあなた!なかなかこの本、感動するんです。ティラノサウルスはご存知、恐竜界の王者。おなかを空かせたティラノサウルスがたまごから産まれたばかりのアンキロサウルスを見つけて、食べようとした瞬間から生まれるこの物語。最後はキューン!と来ますよ。優しさや思いやりを教えてあげるのにも最適な本です。
作・絵: 宮西 達也 出版社: ポプラ社
自然を伝えるなら「むしたちのうんどうかい」

夏になったら虫捕り網!が男の子の定番。なんでこんなに虫好きなの?って思うほど好きな子は多いですよね?「虫は嫌い!」という人でも、絵本なら気にせず入れるかもしれません。虫は自然そのもの。虫の存在を無視して自然は語れません。ちょうど、この本のテーマは運動会なので、運動会前に読んであげるのもいいと思います。普段聞き慣れない名前の虫たちも出てきますが、その分、いろいろな虫に興味が持てますよ!知らない虫は図鑑で調べてあげて教えてあげるといいかもしれません。
作:得田 之久 絵:久住 卓也 出版社:童心社
夏はキャンプ!「おさるのジョージ、キャンプにいく」

さて、最後の紹介はキャンプに行く前には是非読んでおきたいキャンプ本。「おさるのジョージ、キャンプにいく」(H.A Ray原著/岩波書店) です。黄色い帽子のおじさんがおさるのジョージのいたずらに絶対怒らないということも見習いたいポイントではありますが、このおさるのジョージシリーズ、やはり日本のシリーズではないので、どことなくアメリカっぽい文化を味わうこともできます。スカンクが出てきたり、マシュマロを焼いたり!そんな文化の違いもたのしみつつ、キャンプの楽しさを教えてあげるのにもってこいです。イベントの前に、それにまつわる本を読んであげて、期待感を高めていくのもとっても楽しいですよね!子どもも大人もお気に入りの一冊を見つけて、是非ステキな絵本タイムを過ごしてくださいね!
原作:M.レイ H.A.レイ 訳:福本 友美子 出版社:岩波書店