新しいうたのお姉さんはバーチャルYouTuber?
話題のYouTuber『富士葵』が教育チャンネルをオープン!

ラシク・インタビューvol.120

株式会社Smarprise 川角 太一さん

家事の合間に子ども一人で遊んでいてほしいとき、外出時に静かにしてほしいとき、子育て中の心強い味方とも言えるYouTube。
いま人気のYouTuberコンテンツが好きというお子さんも多いかもしれませんね。
中でも今注目を集めているバーチャルYouTuberは、2017年12月頃からSNSやGoogleなどでトレンド入りするなど市場が拡大しており、その数3,000人とも言われています。

『富士 葵(ふじ あおい)』は「キミの心の応援団長」をコンセプトにYouTube上で活動するバーチャルYouTuber。
17歳の等身大高校生として、アニメの聖地巡礼やカバーソングなどの動画を配信しています。
YouTubeチャンネル「Aoi ch.」は総動画再生数900万回以上、チャンネル登録者数約11万人、運営Twitterはフォロワー約5万人を誇っています。そんな『富士葵』が、このたび教育チャンネル「あおい'sきっず」をオープン!
20代後半~30代後半の男性が主な視聴層と言われているバーチャルYouTuberの市場に、キッズ向けサービスをどのように展開するのでしょうか?
『富士葵』のチーフプロデューサーを務める株式会社Smarpriseの川角太一さんにお話を伺いました。

今盛り上がりを見せるバーチャルYouTuberの市場。
「キッズ向け」バーチャルYouTuberがいないことがサービスのきっかけに

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編集部:いまYouTuberってすごく話題になっていますが、『富士葵』はどのような経緯で生まれたのでしょうか?

 

川角太一さん(以下、敬称略。川角):SmarpriseがもともとYouTuberを起用したプロモーション事業を提供する中で、バーチャルYouTuberの存在を知り、社内の新規事業として2017年12月に『富士葵』が生まれました。

本格的な歌声を持つ「うたのお姉さん」として童謡や手遊びを展開予定。
親子で楽しめるコンテンツも

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編集部:これからどのようなコンテンツを予定しているのでしょうか?

 

川角:『富士葵』は歌が得意なので既存の「Aoi ch.」では歌を中心に動画を配信しています。

現在3,000人ほどいるバーチャルYouTuberですが、キッズ向けのバーチャルYouTuberが少ない中で、『富士葵』が子供を好きだということ、僕自身が以前教育系の仕事に就いていたこともあり、また教育関連のことをしたいと思っていたことがマッチして『富士葵』で教育チャンネル「あおい’sきっず」をスタートすることになりました。

子どもにYouTubeやスマホのコンテンツを見せることについては、賛否両論ありますが、「子供には質の良いものを提供したい」という想いのもと、『富士葵』を「うたのお姉さん」的な役割として、童謡や手遊び、踊りなどをさせて、お子さんたちに真似してもらうのが狙いです。

YouTuberは声が可愛かったり、ちょっとふざけたテイストのものの方が人気があったりもしますが、『富士葵』はミュージカルや声楽寄りの本格的な歌声を強みにしています。

ゆくゆくは、リトミックや、「野菜を食べよう」「歯磨きをしよう」などの生活に沿った歌動画、

教育の三育と呼ばれる「知育」「徳育」「体育」の分野まで広げていきたいですね。

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編集部:スマホを見せることの賛否は、まさに子育て家庭にとっては大きな関心ごとですよね。

何か気を遣っているところや配慮していることなどはあるのでしょうか。

 

川角:私は、スマホを子どもに見せない、というのは賛成でも反対でもないというのが正直なところです。頼れるツールには頼って、賢く息を抜かないと、子育てって大変ですから。

まだ自分で判断できない月齢であれば、親が制限することも必要だと思いますし、3,4歳くらいになれば約束やルールを決めて見せられるようにもなります。

しかしそれはスマホに限ったことではないですよね。親がストップしなければチョコレートもいくらでも食べちゃうでしょうし(笑)

 

また、将来的な展望としてはスマホやタブッレットにとどまらず、テレビとつなげて、大きな画面で親御さんと一緒に踊ってみようとか、クレヨンを持ってお絵かきが一緒にできるコンテンツなど、実際に手や体を動かすような動画配信も考えています。

 

編集部:スマホに限った話じゃない、というのは確かにその通りですよね。

最後に「あおい’sきっず」のPRポイントをお願いします。

 

川角:僕が教育関連の仕事に携わっていた経験から実感するのは、教育や学習の方法は、年齢を経るごとにある程度勉強方法や内容が確立していることです。小学校から高等学校までは学習指導要領によって学習すべき科目やその内容が

定められているので、何をすればいいのか、わかり易い。一方で、未就学児はより親御さんの考えも様々なので難しさはありますが面白さもありますし、これから親子で一緒に楽しめるコンテンツを提供できればと考えています。

ぜひ「あおい’sきっず」をチェックしてみてください!

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バーチャルYouTuberがうたのお姉さんに…… とかなり新鮮だったこの日の取材。子どもとスマホの付き合い方も含め、常に親も情報をアップデートしていく必要があるなと強く実感しました。
「あおい'sきっず」のコンテンツ、これからどのように展開されていくか楽しみです。

川角 太一さんプロフィール
芸術大学のプロダクトデザイン学科卒。コミュニケーションデザインを専攻。主に映像を使ったリアルタイムドキュメンテーションの在り方を学び、リアルタイムドキュメンテーションの撮影を通じて『記録と記憶の関係』『体験の経験値化』『ワークショップにおけるコミュニティの盛り上がりの可視化』について研究。進学塾教室責任者、ワークショップ企画開発、番組制作、美術館展覧会企画立案・販売の職を経て、現在『富士葵』のチーフプロデューサーを務める。
HP:あおい'sきっず

ワーママを、楽しく。LAXIC

文・インタビュー:真貝 友香

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