ワーママ&パパも「子どもがいる暮らし」をもっと楽しめる!キュレーションマガジンを創り出した広告代理店勤務のワーママたち

ラシク・インタビューvol.33

チームyorimichi  加藤 倫子(michi)さん、飯田 依里子(yori)さん

「はたらくママとパパの子育て楽しみマガジンyorimichi」というキュレーションマガジンがあります。はたらきながら、子育てをする。大変なことも沢山ありますが、yorimichiには「子どもがいる暮らし」を楽しむアイデアやコツがいっぱい。はたらくことも、子育ても、もっと楽しんでいいんだよ!と背中を押してくれるような、そして時には「ぷぷぷー」と笑いたくなる、そんなキュレーションサイトなのです。このyorimichiを生み出したのは、広告代理店で働くyoriさんとmichiさんの2人のワーママ。yorimichiの誕生秘話から、お2人の働き方、そしてyorimichiの今後の展望について伺いました!

肩の力を抜いて、「子どものいる暮らし」を楽しんで欲しい

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右 michiさん、左 yoriさん

宮﨑yoriさんとmichiさんは、育休復帰してもうすぐ1年になるんですよね。

加藤倫子さん(以下、敬称略 michi)そうですね。2人とも昨年4月に復帰して、私の子どもがちょうど2歳、yoriの子どもが1歳9ヶ月になりますね。

復帰する前は、「仕事」に対してどんな思いが?

michi私の場合、出産前の部署にママが多かったんです。なので、仕事復帰に関してあまり深くは考えていなくて、育休を目一杯楽しみました。復帰して大変な生活になるだろうなという覚悟はしつつ、子どもがいる暮らしを楽しみながら働きたい、そこは妥協したくないなと。お母さんになって働く事はネガティブなことではないと信じていたし、仕事と育児を良いバランスの中で楽しみたいという、少々欲張りな気持ちでしたね。

飯田依里子さん(以下、敬称略 yori)私は入社して4年目で妊娠しました。まだまだ踏ん張りどきのタイミングで出産を迎えたので、復帰については不安やあせりもありましたね。

迷惑をかけてはいけない、という気持ちもすごく強かったですし、復帰しても戦力外だと思われたくなくて、復帰のための面談にはかなり肩に力が入った状態で挑みました。「子どもはいますけど今までと同じように仕事もできますし、万全の体制です!」と。

そうして育休復帰し、偶然にもお2人とも同じ部署になったんですね。

michiそうなんです。本当にたまたまなんですけどね。育休復帰明けの面談で、上司から「自分の立場を生かしたテーマで何かやってみては?」というアドバイスをもらいました。上司からきっかけをもらったことで、改めて自分たちの仕事や育児に関すること、世の中の仕事や育児に関すること、いろんなことを考えました。

yori上司としては、私たちが迷いながら復帰していることもわかっていて、今までと同じ戦い方をするよりは、通常の仕事の他に別の得意領域を作って欲しいという親心があったと思います。
時間の制約があるワーキングマザーという立場で世の中を見てみると、そこには多様な課題がある。何かをやるのであれば、自分たちと同じような立場の人が救われることがしたいと考えていました。とはいえ、仕事復帰したての新米ワーママ2人が、どこまでその自主研究にパワーを割けるのか?という問題もありました。
なので、まずは自分たちのできることから、スモールスタートではじめていこうと。いきなり世の中は救えないかもしれないけど、自分たちの半径数キロメートルにいる人たちの、手のひらに届く小さな楽しみを届けていきたいと考えました。私たちのような育休世代の人たちは、均等法世代のように強い意志と覚悟を持って両立の道を選んだというよりは、迷いながらなんとなく世の中の流れで復帰している人も多いと感じています。そういった仲間たちと、働きながらでもできる子どもとの暮らしの楽しみ方をシェアしていきたい。仕事と子育てを両立すると、ガチガチになりがちですが、ふっと気楽になれる場所を作りたいと思ったのです。そんな思いと私たち2人の名前から、yorimichiと名付けました。

5時30分に帰るワーママだからこそ、見える世界がある

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yorimichiメンバーの皆さん

宮﨑復帰前のyoriさんの“肩に力が入った状態”は、yorimichiを作る過程で、少しずつ変わっていったのですか?

yori復帰前は、ママということを出して働くのは甘えなんじゃないかとか、戦線離脱してしまうのでは?といろいろ考えていたのです。育休中にワーママに関する本も読んでいて、マミートラックにはまりたくない。という気持ちもあったと思います。
でも今は、5時30分に帰るワーママだからこそ見える世界や、気づいたことを、どんどん発信していくべきだというように考えが変わりました。意外とそういう記事に、子育て世帯ではない方も、「いいね!」してくださるんですよね。

また、以前ある人が「自分のことは自分で評価していきたい」とおっしゃっていて、それがすごくしっくりきて。そうか、会社での評価と、yorimichiのような活動と、そして母である私の3つを総合して、自分で自分を評価すればいいのだと。もちろん、会社でも貢献するのは当然ではありますが、その考え方を身につけてから、「認められなくては!」という気持ちから自由になれました。そして、会社の外での自分の立場ももっと生かしていきたいと、強く思うようになったのです。

そうして「暮らしを楽しむ」yorimichiが誕生したわけですね。

michiはい。働き方も育児の仕方も人それぞれですが、読んだ人なりの生き方が見つかるような楽しくて気持ちがラクになるような場所が作りたいなと。私は元々マーケティングに関する部署に在籍し、企業や商品の戦略やコンセプト作り等、言葉と向き合う仕事が主でした。編集という仕事にも憧れがあって、自主的に編集に関する勉強をしたりゼミに通ったりしていました。yoriはWEB系の広告やスマートフォンアプリなどwebを作る部分に携わっていたので、お互いの興味や得意分野がうまく合致した形になりますね。

yori広告代理店の立場として、近年キュレーションメディアが強い存在感を放つ中で、まず自分でもやってみて、肌感覚でこの領域を学びたいという興味もありました。
そして、本当にありがたかったのが、次々に協力してくれるメンバーが現れて。こちらからお誘いした方もいれば、「やりたーい!」と自ら言ってくれた方もいます。働き方もライフステージも多様だけど、「しごと☓こそだて」に関心を持ってくれている方が集まりました。最初は2人だけで、交代で毎日記事を書いてみたのですが、かなりきつくてですね。当たり前ですよね。(笑)そうやって他のメンバーにも協力をしてもらいながら、7月から構想をスタートし、9月にオープンしています。

実際作ってみて、どうでしたか?

michiまず純粋に、自分の身近にいる働くママやパパがyorimichiを楽しんで読んでくれていることが嬉しかったです。読んだ人の暮らしが、少しでもハッピーになったらいいなというのが当初の想いだったので。また、yorimichiの場合は社内外のキュレーターが有志で集まって運営しているわけですが、それぞれの人生の歩みを考えるきっかけにyorimichiというコミュニティを活用して頂いているようで、それも私たちにとっては嬉しい出来事でした。自分自身、yorimichiでの知見が他の仕事に生かされることも増えましたし、何せ世界が広がった感じがします!これからも小さな知恵や工夫をみんなでシェアしていきたいし、ママやパパが前向きな気持ちになれるきっかけを作っていきたいと思っています。

yoriyorimichiがあることで、他の仕事もモチベーションを持ってやれているところもあり、気持ちのよりどころにもなっていますね。

ママと働くことで、その周りの人が不満を持つこともあると聞きます。ワーママとして働く上で大切なことは何だと思いますか?

yoriなかなか難しい部分もあるとは思います。でも、できるだけ“誰かにがっつりフォローしてもらう前提”では仕事をやらないと心がけています。もちろん、徹底できる訳ではないので、既に沢山ご迷惑もかけていますが、なるべく「面倒なところを引き受ける」ように意識はしています。

michi前提として、「ママだから全て許される」という姿勢は良くないと思っています。やっぱり私たちの仕事はチーム作業ですし、サポートして頂いている部分については謙虚にいかなければいけないと。ただ、私が誰かのフォローをすることだってある。お互い助け合えるような関係性作りが何よりも重要だと思っています。
私は、あるプロジェクトの途中で妊娠をしたのですが、上司や周りの人がすごくポジティブに認めてくれたんですね。「申し訳ないとか思わなくていいから、楽しいことを考えなさい」と。それがものすごくありがたかったことを覚えています。
また、仕事をしていると、ジェンダーレスのような錯覚に陥りますが、性別を無視するのがいいことなのか?というのも実は疑問ですよね。女性としての個性もあれば、男性とは身体も違います。ライフステージに合わせて柔軟に働いていくことも大切なのではと思っています。

お2人ともご主人が同じ業界とのことですが、お迎えもしてくれているのですか?

yoriうちは保育園の送りは全て夫で、週に1回はお迎えもしてくれています。そうすると夫の方が負担が大きく見えると思うんですが、実は復帰前の話し合いで、「1送り」≠「1お迎え」という話をしていまして。お迎えって、必死で仕事を片付けて、お迎えして、「ご飯を食べさせる、お風呂に入れる、遊ぶ、寝かしつけ」など一連の流れを全て含めて「お迎え」なので。夫は海外出張に行くことが多くて、その時は私が送り迎え両方担当になるので、バランスは取れているかなと思っています。また、週1回ほど、近居の母にも手伝ってもらっています。

michiうちは、基本的に曜日交代制です。送りが私の場合は、お迎えは夫。育休復帰後少しずつ夫の負担を増やしていき、今は週に2回はパパが寝かしつけまで担当するところまで持っていきました。食事や掃除などのやり繰りには苦労していますが、何となく3日で帳尻をあわせることにしていて、1日サボったら翌日のご飯はちゃんと作るとか(笑)。夫は「育児は共同作業」と認識しているみたいで、家事スキルは決して高い方ではないですが(料理できないし)、私としても割り切るところは割りきって委ねています。祖父母が遠方なので、2人で頑張らないとやばいよね!という危機感も後押ししてくれてるかもしれませんね。

yoriyorimichiは自分たち自身が夫との二人三脚で両立していることもあって、「お父さんを阻害しない」ことを常に意識していて、ユニセックスで見られるマガジンにしようと心がけています。おかげさまで、読者の3〜4割は男性なんです。

保育の質や子どもの貧困、女性としてのキャリアのあり方など社会的な活動も展開したい

宮﨑では最後に、yorimichiを今後どのように進化させていきたいですか?

yoriもともと、メディアだけをやるつもりはなくて。色々な社会的な活動の、ハブにしていきたいと考えていました。今後、yorimichi for societyというスピンアウト活動を始めます。保育の質や、子どもの貧困などに取り組む社会的な活動です。

michi先ほども女性としての性別を無視していいのか?という話を少ししたのですが、働く女性のキャリアのあり方は、育児やライフステージに合わせてもっと柔軟でいいと思っています。「女性活躍」という言葉は様々なところで聞こえるようになってきましたが、当事者である自分たちのリアルな視点から、その暮らし方や女性だからこその働き方を考えていきたいですね。

お2人がワーママとして、働くことを見つめ直したからこそ生まれた「暮らし」をテーマにしたキュレーションマガジン。仕事や育児に疲れた日に眺めても、ふと心が和らぐ優しさいっぱいのメディアです。ぜひ見てみて下さいね!

 加藤 倫子(michi)さん、飯田 依里子(yori)さんプロフィール
加藤 倫子
広告代理店勤務。
企業戦略やコンセプト立案・PR戦略に従事。
フレックス勤務。
2歳の息子を持つワーママ

飯田 依里子
広告代理店勤務。
主にデジタルを活用したコミュニケーションプランニングを担当。
フレックス勤務。
もうすぐ2歳の娘を持つワーママ。
HP:はたらくママとパパの子育て楽しみマガジン yorimichi

ワーママを、楽しく。LAXIC

文・インタビュー:宮﨑 晴美

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