小学生ママ編集長の小1の壁とその後の話

小1の壁とは、文化の壁であり「自立」への手探り期でもある

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「小1の壁」についてのコラムを書いたのがつい最近のことのように思えるのに、いつの間にか我が家の小学1年生も初めての夏休みを終え、再び宿題をチェックしたり、朝「早くしなさい。遅れるよー」と言い続ける(笑)日常が戻ってきました。

入学してから数ヶ月は、息切れしそうに(いや実際息切れしていました)あたふたしていましたが、早5ヶ月が経過し、小学校という文化にもだいぶ慣れてきました。慣れてきたのもあるし、忘れ物をさせちゃいけないと私自身がかなり肩肘を張っていた状況から、少しゆるく捉えられるようになったというのもあると思います。(ゆるくなりすぎて、プールカードを持たせ忘れ、子どもがプールに入れなかったということが数回ありましたが。)

今だから言えるんでしょ、ということあえて言うならば、最初の2〜3ヶ月くらい、親子共に小学校という文化と法則、親と子の独自のルール作り(学童からは自分で帰るとか、宿題はどこでやるかとか)に慣れてしまえば、あとは馴染めてくるのかなというのが実感です。(そのかわり、最初の2〜3ヶ月は割と大変なので、家庭内で役割をしっかり分担するなど協力することが不可欠だと思います。そして生活のリズムには慣れるけど、子どもの勉強をどうやってサポートするのかということ、クラスのことなどまだまだ悩みは尽きません。)

小1って、日本においては子どもが一人で行動しはじめる時期なんですよね。家に一人で帰ったり、友達と子ども同士で約束をしてくることが増えてくる。親が想定できないようなことも増えていく自立の時期です。

そう言えば、小学校にもだいぶ慣れて来た6月頃、学童の先生に「実は○○くん、今日学童の出席ノートを忘れたようで、一度家に帰ったそうなんです。それで誰もいなかったから、また学童に戻ってきたみたいなんです」と言われたことがありました。私が、家で仕事をしている時もあるので「単純に、いるかも!?」思ったのと、「オレ、一人で家に帰れるぜ!」的な自信からこういう行動をしたのだと思うのですが、保育園・幼稚園時代には起こりえない出来事ですよね。「そっか、一人で決めて帰ってみたんだ」と感慨深くなる反面、学童の先生も把握できてない時に何かあったら・・・という心配にもなった複雑な出来事でした。

子ども自身が「1人でできる!」と自信を付けていくことと、保護者側が子どもに任せていくことを手探りで探していくのが「小1」という時期。この自立期に、生活の変化が加わり、さらに保育園・幼稚園にはそれほどなかった「教育」という側面が入ってくる、知らない・未知のことが一気に訪れることも、大変さにつながるのかなとも思います

保育園・幼稚園に比べ、先生や他の保護者たちの様子が見えにくい

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保育園・幼稚園までは、送り迎えで先生と毎日顔を会わせます。でも小学校で先生と会ったり話したりする機会と言えば、個人面談と学期毎に2回ほどある保護者会のみ。後は、毎日の連絡帳でのやり取りになります。

また先生だけでなく、保護者同士が会う機会もかなり減ってきます。そうすると何が起こるかというと、「子どもからの話」で学校やお友達との様子を知るわけです。様子が見えていた時はなんでもなかった子ども同士のいさかいも、少し違った形で伝わることもしばしば。「○○くんが○○ちゃんを叩いて嫌がっている」とか、本人の認識や実態とは少し違ったウワサが、ママ友の中で回ったりすることも。

また「子どもからの話」で状況を知れればいいのですが、伝えてくれる情報にはかなり個人差が。女の子の方が割と沢山話してくれるようなので、学校の様子に関する情報には男の子ママと女の子ママでかなりの差があることも。私自身「うちの子、明日の時間割を全然書いてないんだけど、明日って何がある?」とママ友から聞いて助けられたことが多くあります。

小学校は保護者会や個人面談(家庭訪問)なども平日に行われ、働いているママ・パパたちにとっては、そんなに仕事を休めないという事情が多くあると思います。個人的には唯一様子が分かる保護者会などには、家庭内で協力しつつ極力出席した方がいいとは思いますが、出席できない場合でも、連絡帳やママ友・パパ友とのコミュニケーションを密に取っておくなど、なんらかの方法で補っていく必要がありそうです。

初めての子育ては、いつでも悩むもの

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小学校の様子がなんとなく分かった後、私が不安に思っていたのは、長く続く夏休みでした。毎日学童で嫌がらないかなあ、とか、毎日のお弁当作りが大変そうだなあとか・・・。

おかげさまでうちの子は夏休みも喜んで学童に行ってくれ、お弁当もそれほど頑張らなくてもいいのだと分かり始め、実際経験してみると、恐れるほどでもなかったなあというのが実感です。

子育てをしている中で「少し先の状況を知れたら、そんなに不安にならなかったのに」と思うことがよくあります。ドラえもんがタイムマシーンでほんの少し先の未来を見せてくれたら、心配が減るのになあ・・・・と。でも、少し先の未来は当然ですけど見えないんですよね。

トイレトレーニングで大きい方がなかなかできなかった時、毎朝保育園に行くたびに泣かれた時。子どもが産まれてから6年。真剣に悩んだことが数多くあります。その時々ではとても悩むのですが、子どもはいつの間にかクリアしていくんですよね。そしていつも、「そんなに悩まなくても良かったなあ」と思うのです。

でもよく考えたら、悩むのって当然なんですよね。経験したことのない初めてのことなのですから。そして、悩むほどに、子どもを大切に思っているということなのかもしれません。

だからこそ、「これからもきっと不安に思ったり、悩んだりはすることがでてくるんだろう」と気楽に考えながら、子どもを大切に思っている事実をかみしめて、悩みを恐れずに小学生ママを過ごしていきたいと思います。

次の悩みは、学童が終了する小4の壁なのでしょうか・・・・。

LAXIC編集長宮﨑の「ワーママだから見えるせかい」

宮﨑 晴美

宮﨑 晴美

LAXIC編集長。新潟県上越市出身、1976年生まれ。津田塾大学卒業後、外資系テレビ局・大手PR会社・ブライダル企業の広報マネージャーを経て妊娠・出産を経験し、子どもが3歳になったことをきっかけに、子どもが成長しても無理なく続けられるサステイナブルな働き方をしたいとフリーランスに。現在、PRコンサルタント&エディター&ライターとして多方面で活躍中。前職でハワイ関連の仕事が多かったことから、その経験を活かし、子どもと一緒に楽しめるハワイサイト「KIDS HAWAII」を主宰。
1歳と5歳の男児2人母。

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