人生の船頭は自分自身。不器用な私だから、納得のいくことだけを納得のいくまで

あけましておめでとうございます。保育サービス付シェアオフィス、Maffice(マフィス)を運営するオクシイの高田麻衣子です。本年も素敵なママをたくさん紹介させていただきたいと思います。ぜひ楽しみにしてください。
2016年最初のMs.マフィスは、フードアナリストのとけいじ千絵さん。離乳期・幼児期のお子様をもつ親御さん向けに「子どもの味覚の育て方」という講座を、マフィスはじめ都内各所で開催されていますが、毎回募集開始数分後には定員いっぱいになるという人気っぷり。受講者数も回数を重ねるごとに増加し昨年10月からは日経DUALでも連載を持たれています。
母としてワーキングマザーとして、そして娘として、すべてを完璧にこなす千絵さん。
お子様を育て仕事をしながらお母様の病気のケアをなさる毎日を送っていらっしゃっており、そのバイタリティにはいつも頭がさがります。食をテーマに活躍されている千絵さんですが、もともとは法曹界を志す学生さんでした。

都心の綺麗なオフィスより、自然豊かな環境で仕事がしたかった

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高田法律の世界から今のお仕事は想像つかないほどちがう世界ですが、キャリアチェンジのきっかけは何でしたか?

とけいじさん(以下、敬称略)実はロースクール時代に丸ビルの大手法律事務所で仕事をするチャンスがありました。当時、憧れの法律事務所で綺麗なオフィス、まわりは優秀な人ばかりで、高揚感はありましたが、同時に違和感がありました。この働き方、むいていないかもしれない、と。法律家としてとても魅力的な女性弁護士の先生もたくさんいらっしゃいましたが、私自身がモデルにしたいと思う人がいない。子どもがいる人でも、子育ては完全にアウトソースしてしまっていて、子どもが母親のことを母親と認識していないような関係性。1日の大半の時間を拘束される仕事の仕方に憧れをいだくことがどうしても出来ませんでした。士業といっても、時間的拘束や場所的拘束という観点から、思ったより自由じゃないなと。東京駅前の綺麗なオフィスから地上を見下ろして、私はこういうところで仕事をしたいんじゃない、って思ったんです。私は、川が見える、馬が見える、そんなところで自由に仕事がしたいと強く思いました。

まさに、いまは馬が見える環境で仕事ができていますね(笑)

とけいじそうなんです。実はマフィスの利用を始めてから、「あれ?私、夢がかなってる!馬が見えるところで仕事してる!って思いました(笑)少しずつでも、自分の理想の働き方に近づけているのかな。」

結婚を機にキャリア転換、妊娠がきっかけとなって自分の専門分野に軸が出来た

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とけいじターニングポイントは、結婚でした。結婚して一旦は専業主婦になったのですが、法律を辞めてしまった私にはなにも残っていませんでした。ただ、小さいころからの環境として、父が外食産業に携わっており、母は調理師免許を取得している、 食に恵まれた環境で育ったこともあり、食べることがとても好きでした。
フードアナリストの資格をとって、本格的に食に関する活動を始めましたが、当初はマクロビフードやオーガニックフードが好きな単なる健康オタクに過ぎず、同じようなことをしている人たちは山ほどいて、潰しは利くけどやりたいことを模索中、という感じでした。商品開発などもやっていましたが、当時はどんなに安くても、がむしゃらに仕事を受けていました。自分に強みがあるわけではなかったので、たいして稼げるわけでもないけれど忙しいという状態。ある時は、野菜を使ったレシピ開発の仕事でしたが、自宅に送られてきた材料の野菜が報酬だったこともありました。

高田それが今では超売れっ子のフードアナリストですね

とけいじ自分の専門に軸ができたのは、妊娠がきっかけでした。
子どもを妊娠しているときに、管理栄養士の方と組んで食生活指導を始めてみたのと同時期に、離乳期や幼児期のお子さんのための食生活指導を始めてみたら、いろいろな質問をされてしまって。答えられないこともあったので、知識を広げて講座を開催してみたら、結構反響が良かったんです。それが発展したのがいま開催している「子どもの味覚の育て方」講座です。
いまは食育を中心とした講座も開催していますが、食育だけではなく、「大人の味覚」にフォーカスした講座もやっていきたいと考えています。いくつになっても味覚は変えられるし、食生活は意識次第でどんどん豊かにできるということを、あくまで理論的に、皆さんにお話ししていきたいと考えています。

母の病気、仕事、育児と家事。多忙すぎる毎日でも自分で舵取りができる生き方がいい

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高田いまはどのくらいの頻度で、お母様のご病気の看病をなさっていますか?

とけいじ入院中は毎日病院に行っていましたが、退院後は週1から2回病院の付き添いをし、平日週2回ほどごはんを作りに行っています。あと、漢方薬の仕分けをしたり、今日もこの後時間ができれば母のところに行ったり。

この生活ってサラリーマンだとつらいですよね。お母様とも居たい、子どもともいたい。寝てますか?

とけいじ寝てます寝てます(笑)。育児、家事、仕事、母のこと、それから遊びも。やりたいことがたくさんありすぎる!その舵取りが自分でできる。いまはここを頑張る、というところでギアチェンジが出来る、しかもそれが週単位でできるのが良い。サラリーマンだと絶対にできないスタイルだと思って、とても満足しています。

将来の夢はどんなですか?

とけいじ今はターゲットが子どもを持つお母さんだけですが、もっと若い世代の食に対する考え方を変えていきたいんです。子どもが生まれて初めて、「子どもに何を食べさせよう」と食に関心を持つことは、それはそれで素敵なことですが、子ども以前に、大人が自分自身の食や味覚についても、もっと関心を持ってほしいと思います。現在の講座はこれからも続けていきますが、ターゲットをもっと広げていきたい。そのためにまず、今やっている「子どもの味覚」についての集大成として、自分の本を出したいです。

本を出したいのはどうしてですか?

とけいじ文章を書くのがすき、というのも勿論あるけれど、よく講座をやっていて、「知らなかったです」という言葉が多いんです。だったらもっと広めたいなと思う。講座開催に至らない遠方の方や、直接出会えることのない人たちにも、私の持つ情報をシェアできたらいいなと思います。それでその人の食生活が楽しく豊かなものになったら、こんなに嬉しいことはありません。

自分の納得のいくことをきちんと選んで、完璧なまでに追及する姿勢はいつも素晴らしいと感じさせられます。そんな千絵さんの姿勢を世の中も見逃すはずがありません。ご自身の知識を書籍化するという夢もそう遠い話ではないのではないでしょうか。今後のご活躍も楽しみです!

Maffice高田麻衣子の「こどもの近くでワーママライフ」

高田麻衣子

高田麻衣子

オクシイ株式会社代表取締役。1977年生まれ。大阪市立大学卒業後、不動産デベロッパーなど数社で不動産廻りのフロントからバックオフィスまで全般的な業務に従事。プライベートでは1男1女の母。多くの女性に、子育ても仕事も自分らしく欲張りに楽しんでもらいたいとの思いから、2014年に独立し、世田谷区内に保育サービス付きシェアオフィス「Maffice馬事公苑」を開業。

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