緒方貞子さんに学ぶ女性のキャリア
「女性は人生長いんだし、長いスパンで考えればいい」

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なぜか子どもを産む前から、もとい結婚する前から、子育てと仕事の両立をどうしようと考えていた私。なぜ結婚の「け」の字もないうちに、そんなに考えていたのかは謎ですが、常にその女性がどうやって育児と両立し、キャリアを築いていったのかを考えるのが癖でした。もともと実家は遠いし、両親には頼れないことは分かっていました。その上で、どうやったら仕事を続けていけるのか?というのは、私にとってこれから直面するであろう大きな壁に見えたのかもしれません。

「働き方と育児のバランスをどうするか?」や「基準」は、1人1人異なると思いますし、正解はありません。私が仕事と育児のバランスで大切にしたかったのは、「7時までには子どもと一緒に夕飯を食べたい」ということでした。子どもの素直な「食べる」「眠る」のリズムは整えてあげたいなと思ったのです。(あくまで私が大切にしたい基準ですからね)。もともと田舎育ちで、母親は働いていましたが、5時過ぎには帰ってくるという環境に育ったことも影響しているとは思います。通勤時間の長さや働き方について、独身時代はもちろん首都圏のリズムに合わせる事ができたのですが、私の育児の仕方のイメージに「首都圏型」が欠乏しているのかもしれません。

そんな私が働き方を考える上で、いつも頭の中にあるのは、国連高等難民弁務官として日本人女性初の国連トップとなった事で知られる元祖ワーママ、緒方貞子さんの考え方と言葉です。実は、緒方さんがスイスに単身赴任したのは63歳の時、フルタイムでの仕事についたのは40歳を過ぎてから。それまでの間は非常勤講師と研究生活を続けていたそうです。そんな緒方さんが、教え子の女子学生たちに口癖のように話していた言葉が下記のものです。

「女性には男性と違うサイクルがあるの。だから焦って目標を決めてしまうより、自分のサイクルで生きながら長期戦でかまえたほうがいい」
「女性は人生が長いんだし、長いスパンで考えればいい」

この言葉を読んだ時、私の中で「焦らなくていいんだ」という気持ちが芽生えました。そうだった、60歳まで働くとしたら、まだ20年以上もあるんだ!と。

「女性の人生は長い」。そう考えると、政府の取り組みとは逆行するようですが、ある一定の期間は育児に没頭するという考え方もありだと思うのです。大切なのは、復帰したい時に復帰できる社会を作って行くこと。そしてライフイベントに合わせて、働き方を選べる環境を作ることですよね。

「働きたい女性」だからこそ、悩む事はたくさんあると思います。でも働き方を考えたからこそ、手に入る別の道もあると自分の実体験を元に思っています。あと何十年もある自分の仕事人生の先を見ながら、今の働き方を考えてみてもいいのかもしれません。

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LAXIC編集長宮﨑の「ワーママだから見えるせかい」

宮﨑 晴美

宮﨑 晴美

LAXIC編集長。新潟県上越市出身、1976年生まれ。津田塾大学卒業後、外資系テレビ局・大手PR会社・ブライダル企業の広報マネージャーを経て妊娠・出産を経験し、子どもが3歳になったことをきっかけに、子どもが成長しても無理なく続けられるサステイナブルな働き方をしたいとフリーランスに。現在、PRコンサルタント&エディター&ライターとして多方面で活躍中。前職でハワイ関連の仕事が多かったことから、その経験を活かし、子どもと一緒に楽しめるハワイサイト「KIDS HAWAII」を主宰。
1歳と5歳の男児2人母。

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