ママになったら、新しい自分のイメージを持とう

前回のコラムで、「もやもやしたら、キャリア観を新しくするタイミング」というお話を書きました。
じゃあキャリア観の見直しってどうするの?というのが、今回の内容です。

キャリア観の見直し=キャリアダウン、ではない

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キャリア観の見直しと言うと、まずキャリアダウンが思い浮かぶと思います。でもそうとは限りません。
本来、キャリアという言葉には、仕事・家庭・自分の時間といった「生きる時間のすべて」という意味があります。
ワーママに必要なのは、社会人であり、妻でもありママでもある自分の生き方を丸ごと捉え直す視野の広さです。一方向の成長ばかりを目指すのはちょっとお休みして、いったん自分に目を向けてみましょう。それは人として成熟に向かうステップになりますよ。
仕事さえ諦めれば今のもやもやから抜け出せると考えて苦渋の決断をする前に、まず自分の内面で何が起きているか、よく見てあげてほしいのです。

要領が悪いのではありません。役割が増えたのです。

要領が悪くて仕事も家庭も中途半端。もやもやしていると、自分の姿はそう見えているかもしれません。
そんなときは、「要領が悪い」ではなく、「役割が増えた」ことに目を向けてみましょう。
実は、「プライベートで役割が増えた」は、けっこうクセモノです。
もし仕事で役割が増えたら、どうなるでしょう。
これまでの仕事の一部は後任に引き継ぎ、新たな仕事を任されます。肩書が変わったり給料が変わったりするかもしれません。とにかく、ある日を境に役割が増えたことを目に見える形で実感し、周囲が自分を見る目が変わり、自分が自分を見る目も変わってきます。新しい役割にふさわしいのはどんな私か?と日々考え、そんな自分になろうと努力するでしょう。
誰でも役割が増えると自分に対するイメージ(アイデンティティー)が変わります。それは内面にとって大きな変化です。
ただ、プライベートで役割が増えても、新しい役割にふさわしい自分について思いをめぐらすことはなかなか難しいです。
仕事のように「どう振る舞えば正解か」というお手本も少ないし、そもそも自分のことを振り返る余裕がないので、ぼんやりと理想の妻像・ママ像を「ふさわしい私」として認識していたりします。そうなると、これまでの自分のイメージに理想の妻像・ママ像を上乗せして「私はこうあるべき」と無意識に思ってしまいがちです。
たとえば、あるワーママさんのアイデンティティーの変化はこんな感じです。
子育て前:「仕事はもちろんちゃんとするし、プライベートも充実させる私」
子育て中:「仕事は短時間だけどこれまでのレベルを維持して、みんなには迷惑をかけないようにする。でも家に帰ったら家族のためにがんばる私」
複雑になりますね。難しいことを日々要求され続けるアイデンティティーはパンク寸前です。
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ママになることは、新しいキャリアが始まること

時間が足りないことも将来が見えないこともしんどい理由ですよね。それに加えて、新しい役割を獲得しながらもかつての自分のイメージから離れられずにいたから、現実との乖離にもやもやしていたのかもしれません。
ママになったということは、新しい自分になったこと、とも言えます。
それまでの自分に、妻・ママとしての自分が上乗せされたのではなく、まるまる新しいキャリアが始まったんだと考えるといいですね。
これまでの自分のイメージを一旦置いておいて、新しい自分のイメージを持つことをおすすめします。それがもやもや期を越えていくカギになります。
そこからキャリア観を見直していくといいですよ。
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今回は、「キャリア観の見直しには、まず自分のイメージを新しく」というお話でした。
次回は新しいイメージを持つためのステップを紹介します。

キャリアカウンセラー小橋の「越えていこうよ、ワーママもやもや期」

小橋友美

小橋友美

米国CCE, Inc認定GCDF‐Japanキャリアカウンセラー
1979年香川県生まれ。お茶の水女子大学卒業後、銀行勤務を経て、2015年から
キャリアコンサルタントとして活動を始める。
採用実務経験を活かした若年層向けの就職支援を行う一方で、自分自身の子育て生活で実感した「ママが働くこと」に対する悩みを共に解決したいと考え、仕事も子育ても大切に毎日を過ごすためのママ向けキャリア支援活動を行っている。

「キャリアに自分らしさのエッセンス」https://ameblo.jp/careessence

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