“子どもが産まれたら学資保険”は本当!?ファイナンシャルプランナーおすすめの教育資 金貯蓄とは!?

子どもの教育費を積み立てる

「子どもが産まれたらまず学資保険に入らないと!」思う人は意外に多いのではないでしょうか。それ以外にどんな選択肢があるのかも分からないですよね。
子どもの教育にはお金がかかります。教育費は年々高くなり、最近では実家を出て私立の4年制大学に通うには800万円必要とも言われています。
そんな高額をすぐ用意することはできませんよね。そのため、積み立てて準備しておくことはとても大事です。
子どもの教育資金を貯めていくためには、積立の他にどういう選択肢があるのか?どう選んでいくのがいいのかを、まずは考えていきたいと思います。

積み立てるにはどんな方法がある?

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子どもの教育資金の中で特に準備が必要なのは、先にも挙げた大学進学にかかわる費用です。その金額を積み立てるだけでも一苦労ですから、高校までの教育費は毎月の収支の中に収めるのが理想です。
積立の方法として考えられるのは学資保険、代替としてよく言われる終身保険、投資信託と預貯金の4つです。
終身保険は一定期間保険料を支払い、支払い期間完了後(今は2~3年の場合が多い)解約したときに受取れる金額が払い込んだ金額以上になるものです。解約のタイミングを先延ばしにするほど受取れる返戻金が多くなります。
投資信託は少ない資金でも多くの銘柄に分散できるもので、個別株よりも価格変動のリスクを抑えています。

何を基準に選択する?

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4種の金融商品それぞれに特徴があります。その中で何を選ぶかは積立に何を求めるかで変わってきます。
今回は
1 どれだけ増えるか(利回り)
2 資産は守られるか(リスク)
3 資金の出入りができるか(流動性)
の切り口での選択のポイントを挙げていきます。

1 どれだけ増えるか(利回り)

こちらを最優先で考える場合が多いのではないでしょうか。これを考えるにあたって保険商品(学資保険・終身保険)は予定利率というもので利回りが決まることを知っておきましょう。
予定利率は契約時に決定し、その利率を保険会社が保障するというものです。この予定利率によって支払う保険料や貰える保険金が決定します。予定利率が高ければ保険料は安く保険金は高額になります。
予定利率は基本的に契約時のもので確定されるので、その後利率が上がっても下がっても保険料も保険金も変わりません。(契約期間中に予定利率の変動があるものは商品名に記されています)
この仕組み、契約時に高い利率であればメリットですが低い利率はデメリットでしかありません。

現在、各保険会社が設定している予定利率は最低基準の1%程度。私たち世代、今の20代後半~30代が生まれたときは5~6%ありましたので親世代は高利率前提で学資保険を勧めて来ますが、今はその時ほど増えないので注意しましょう。
投資信託は自分でどの程度増やしたいのかという意向に応じて方針を決められるので増える力はあります。

2 資産は守られるか(リスク)

リスクで最初に考え付くのが、投資で当初金額より受取り金額が下がってしまうことでしょう。確かに投資信託による運用にはマイナスになるリスクは存在します。
ただ、資産の分散・時間の分散をおこなうことでそのリスクはある程度抑えることもできます。そこをきちんと理解した上での投資の選択は有効だと思います。
保険商品は逆にリスクに強い商品です。
学資保険はこどもの病気のリスクに対応できる入院保険を付加することができます。ただ、最近は居住地域によってこどもの医療費の助成制度があり、手厚いところは中学卒業まで医療費が殆どかからない場合もありますので、本当に必要なのかはきちんと考えましょう。

また、契約者である親が死亡した場合の保障も各社様々。払い込んだ分が返ってくるだけの場合もあればそれ以降は保険料が免除で学資金が受け取れるもの、死亡時から年金形式で毎年給付がある商品もあります。
終身保険は契約者(親)が死亡すれば支払い保険料よりはるかに高額の保険金を受取ることができます。また、払込免除特約を付加できるものはそれによって三大疾病で所定の状態になればその先は保険料を払うことなくなります。その際の受取れる解約時の保険金額は全期間払い込んだときの解約金と同額です。

3 資金の出入りができるか(流動性)

教育費の積立は10年、15年の長い時間をかけて行うもの。今は問題なく払えていても、支払いが厳しくなる可能性もあります。保険商品は毎月の支払額が決まっており、減額はできても増額はできません。学資金として大きな金額は必要ですが全てをこういった形にしておくと直近の生活に影響が出てしまう可能性もありますので注意しましょう。また、学資保険は受取るタイミングも決まっています。そこをきちんと見ておかなければ実際に必要なときにはまだ受取れる状態ではないことも考えられます。受験勉強のための予備校の授業料、入試の試験料、入学金の前払いなど高校3年生の時点で既にかなりの金額が必要になります。受取るタイミングも考えた積立方法を行いましょう。

最後に

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ここまでくると私としてのお勧めは投資信託での積み立てとなることはお分かりになるのでは、と思います。リスクは他で回避しつつ教育資金の積み立ては現時点では投資信託だと考えています。ただ現時点では、ということで予定利率が上昇したら保険に切り替える可能性もあります。
教育資金は毎年増加していっています。今積み立てたところで実際に使う際に十分かというとそうでない可能性が高いです。投資などで増える仕組みを作らない限り、多めに積み立てておく必要があるでしょう。
長い時間をかけて少しずつ積み立てること、できればその資産自体を殖やしていくこと、リスクにも対応すること。色々な状況に備えてうまく資産を持っていきましょう。

文:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 FP事務所f-design 清水斐

FP清水の知って得する!お金の話

清水斐

清水斐

住宅ローンアドバイザー、証券外務員1種、FP1級

主に20代 40代向けに資産形成のためのシュミレーション作成 それに基づくアドバイスを行っています。

結婚 子育て 住宅購入の資産形成をしっかりと行いながら老後の貯蓄を無理なく行うご提案を目指しています。お金をかけるものだけでなく節税や各制度を上手く組み合わせて最適なご提案を行っています。

50代 の方には老後資金積み立てのための運用のご提案、相続や贈与に関する情報提供を主にしています。

得意分野:ライフプラン/老後 年金/資産運用 投資/不動産 住宅ローン/保険/税制相続 贈与

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