子どものスマホ利用。ネットリテラシー対策を十分に!

今や生活必需品となったスマートフォン。

私たち大人にとってスマホのない暮らしなんて、もはやありえませんよね。

 

ですが、「子どもにスマホを持たせるか?」となると、また話は変わってきます。

子どもたちにとっては産まれたときから身近な存在であるスマホですから「使っちゃダメ」というのは無理があります。でも使わせるのであれば、スマホにまつわる脅威からきちんと守ってあげなければなりません。

 

大切なのは、子どもたちとしっかりルール作りをすること。そして、ネットリテラシーをきちんと教えることですね。

今回はNTTドコモの調査(※)を元に、子どもたちとスマホの付き合い方について、考えてみます。

6割超が「親とのルールをやぶった」経験あり!
中学生たちのスマホ事情

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株式会社NTTドコモが実施した、全国の中学生男女180名を対象とした調査によれば「スマホデビューをするときに、親とスマホ使用に関するルールを決めましたか?」という問いに対し、半数近く(49%)が「決めた」と回答したそうです。

 

しかし、そのうちの6割以上が「親と決めたスマホルールを破った経験がある」と回答

 

そのうえ「初めてスマホルールを破ったタイミング」は、スマホデビューをしてからわずか「半年未満」の中学生が79%と過半数以上におよぶことがわかりました。

 

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(株式会社NTTドコモ調査より)

さらに「親に内緒でこっそり課金したことはありますか?」という問いについては、約5人に1人(19%)が「ある」と回答

いやいや、さすがに課金していたら保護者である我々もわかるはずでは? と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、バレない課金方法を子どもたちは知っているのです。

 

本調査によれば、具体的な課金方法は「プリペイドカードを購入して課金した」という回答が68%と最多。ああ、その手があったか…… と思わず脱力してしまいます。

それを裏付けるかのように、「スマホで課金したことは一度も親にバレていない」と答えた中学生は全体の68%という信じたくない結果も。彼らにとって、親の目をかいくぐることなんて容易なのですね……

 

でも、ともすれば「課金」はまだかわいい方かもしれません。

保護者にとってより恐ろしいのは、子どもにとって有害なサイトにアクセスしたり、お金をだまし取られたり、フィッシングや詐欺の被害に合ってしまうこと

 

例えば、芸能人の名を語った「なりすましメール」は古典的な手法ですよね。とあるタレントのマネージャーを名乗る人物から「タレントの〇〇が、あなたの助けを必要としています。あなたじゃないとダメなんです!」といった内容のメッセージが届くもので、大人からすればすぐに嘘とわかります。

しかし、読み手の心を揺さぶる熱烈な文章であることが多く、ほだされてしまう子も多いようです。他にも企業やSNS、ゲームの名を語るものもあります。

 

問題なのは、そのようなメッセージから誘導されて詐欺サイトにアクセスしてしまった際、きちんと親と話し合えているかということです。

残念ながら、本調査では「詐欺と思われるサイトにアクセスしてしまった際に、親に相談・共有しましたか?」との問いの答えは8割近くが「相談・共有はしていない」と回答

子どもがスマホの脅威にさらされていることに、親は気付いていない…… というケース、多いにありえそうです。

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(株式会社NTTドコモ調査より)

子どもが陥りやすいスマホトラブルとは?

「うちの子は大丈夫」と思っていた方も、少し不安になってきたのではないでしょうか。

スマホを巡るトラブルは、他にもいろいろとあります。トラブルに直面した経験のあるママたちに、その内容を教えてもらいました。

 

ケース1:グループトーク

スマホ依存になってしまい、ベッドに入ってからもずっとスマホ。親である私自身も寝る直前までスマホを見てしまうので、気持ちはわかるのですが……
あるとき、ママ友から「〇〇ちゃん(娘)、授業中に居眠りしてるみたい」という情報を耳にし反省。ですが、寝るように促しても「グループトークについていかないと、明日ハブにされる」というので、どうしたものかと困ってしまいます。(Mさん)

 

スマホ依存、保護者である私たちにも耳が痛い話です。グループトークでノリよくすばやく会話が進む楽しみは理解できますが、「すばやさ」だけが価値ではないことを伝えていきたいですね。

 

ケース2:コミュニケーションミス

あるとき娘が友達に「一緒に行かない?」とお誘いのメッセージを送信したのですが、語尾の「?」をつけ忘れてしまったそうです。結果、真逆の意味になってしまい、受け取った子は「ひどい」と娘をすぐにブロックしてしまった、と。相手の表情や声色が見えない分、送信するときは気をつけるべきと話しましたが、カッとなってすぐ拒絶するのもな…… と正直思ってしまいました。(Sさん)

 

送信する前に一度読み返したり、すぐにカッとならず読み違えていないか確認したりすれば、無用なトラブルは避けられることも理解させたいものです。誤解が生じそうであれば電話連絡にする等、別の手段を提示してあげるのもいいかもしれません。

 

ケース3:IDのっとり

スマホでいつもゲームをしている我が子。でも課金は禁止しています。ある日「ゲームにログインできなくなった」と言い出したので、一緒にいろいろと試しましたがどうやってもダメ。でも詳しく話を聞いていくと、「ゲーム上で知り合った友達に、アイテム取得に必要なポイントを分けてあげるといわれたのでIDとパスワードを教えた」というではないですか! 調べてみると、乗っ取ったゲームを販売して儲けようとする人がいるようです。中には、本人になりすまして知人をだましたりするケースもあるとわかり、ゾッとしました。(Tさん)

 

知らぬ間に乗っ取られていることもありますが、自らパスワードを教えてしまうのは思わぬ落とし穴。事前に、パスワードは使い回さない、個人情報が特定されるようなことはゲームに登録しないといった対策をしておきたいです。

 

ケース4:性犯罪

親子そろってアイドルが好きで一緒に応援しており、ライブは必ず親子で行く約束です。ある日娘が「ツイッターでチケットを譲ってくれる人を見つけた。1枚しかないから一人で行ってもいい?」と聞くので、譲ってくれるという相手と私が連絡を取り合いました。すると譲る条件として「全身の写真を送って」「コンサートの前の日、一緒に泊まろう」等、セクハラめいたことを言い出し…… チケットを餌に、女の子をだますような人がいると学びました。(Kさん)

 

いい人だと思って会おうと思ったら怖い人だった、性犯罪に巻き込まれそうになった…… といったトラブルは後を絶ちません。また、SNS上で見知らぬ人に「会うだけで〇〇円あげる」などと誘われ、お小遣い稼ぎのつもりで会ってしまう…… というケースもあります。

 

他にも、「友達しか見ていないと思ってSNSに通っている学校や塾の情報を投稿していまい、悪意のある第三者に行動パターンを推測された」「無料の占いサイトで必要と書かれた個人情報を入力してしまい、迷惑メールが届くようになった」等、子どもたちがうっかりやってしまったことから、思わぬ被害につながることも多いようです。

 

スマホはもちろん便利ですがあくまでツールであり、使い方によっては凶器にもなりうるということを、しっかり伝えていきたいですね。

親子ともに納得できるスマホルールの作り方

NTTドコモの調査では中学生の6割超が親とのスマホルールを半年以内に破っているという結果となりましたが、とはいえルールなしで子どもにスマホを持たせるわけにはいきません。

 

親子ともに安心してスマホを使うためには、一体どのようなルール作りをすればいいのでしょうか? 子どもの躾(しつけ)や家庭教育のノウハウを、母親目線でわかりやすく指導している家庭教育コンサルタントの渋谷亜佐子さんは、以下のポイントを伝えています。

 

  1. 子どもにルールを考えさせる
  2. 決めたルールは家族全員で守る
  3. トラブルや困ったことがあったら家族みんなで話し合う

 

ルールを通じて「スマホを自己管理する方法」を子どもに学ばせることが大切なのだそう。保護者が決めたルールを一方的に子どもに守らせるのではなく、ともに考え、一緒にルールを守る中で、スマホの使い方を学ばせるということですね。

 

そして、スマホの使い方で最も気をつけたいのが安全面。スマホやネットの使用にあたっては絶対に守らなければならない法律があり、違法行為に対しては罰則があります。しっかり親子で調べておくことも大切。

 

携帯電話には子どもを守るための機能がたくさんありますから、きちんと調べておきたいですね。携帯電話会社のアフターサポートを活用するのもおすすめだそうです。

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スマホは確かに便利です。子どもがスマホを持つことで助かることが親にもあります。

だからこそ「便利な道具をどう使うか?」を親子でしっかり考え、親も理解を深めるとともに、きちんと子どもに使い方を学ばせてあげたいですね。

 

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※1)調査概要/調査エリア:全国 調査期間:2018年12月14日~12月17日 調査方法:インターネット調査 調査対象: 13~15歳までの中学生男女180名(スマートフォンを所有している方)

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