その情報、本当に正しい? ネットの「ウソ」にだまされないコツ

健康情報のキュレーションサイトの情報があまりにもいい加減だったために閉鎖に追い込まれた、というニュースを覚えているでしょうか?

どうしてこういうことが起こるかというと、インターネットからは手軽に情報を発信できるからですね。テレビやラジオ、書籍、雑誌などの既存のメディアには、あらかじめ、情報が正しいか(その情報を広めていいのか)チェックする機能が確立されているところが多くあります。しかしインターネットではその機能がまだ確立しきれていなかったり、個人の責任で発信された情報が多くあります。よく精査されないままの情報が、一人歩きしてしまうことは、防ぎきれないのでしょう。

かといってインターネットの情報はウソだらけだ、と決めつけてシャットアウトすることもできないですよね。ネット上のさまざまな情報の中から、ウソと本当を見分けるためにはどうしたらいいのでしょう。ライターの私自身が普段情報収集で気をつけていることをお伝えします。

「監修者」をチェックする

l_109_1その情報が正しいかどうか、専門家として内容をチェックする医師・薬剤師・栄養士などの監修者がいるかいないか、をまずチェックします。監修者がいない場合は、ライターや編集者がどこからか寄せ集めてきた情報をリライト(書き直し)しただけの記事であることが多いです。ほとんどのライターはきちんと情報を精査して書いているはずですが、中には適当な情報を適当に切り抜いて記事に仕上げる不届き者も残念ながら存在しています。

監修者がいればひとまず内容は大丈夫ですが、万全を期すために、さらにその監修者の名前で検索して、偏った主義主張をしている人ではないことを確認した方が安心です。

ポジショントークに注意する

l_109_2誰にでも立場があります。その情報は「誰が」「何のために」発信しているのか、情報の発信元の立場を意識して読むよう心がけましょう。例えば「○○をよく食べる子は風邪を引きにくくなる」という情報があったとします。その情報を発しているのが「○○を売りたい企業」だったらどうでしょう? 悪意はなくても、偏った情報であるという可能性はありますよね。子どもの体調や発達で心配なことがあると、わらにもすがるような気持ちで、ポジショントークにすがってしまわないように。

逆に有名どころ…… 大手の製薬会社や、衛生用品のメーカーなどのサイトは(私もいくつか記事を書いたことがありますが)、ポジションにかかわらず、かなり信頼できる情報を掲載しています。それは正しい情報で役に立つことが好感度を上げ、間違った情報で信頼を落とすということを企業側がちゃんと理解しているから。リスクは犯さないよう注意しているんですね。

複数の情報を検討して裏を取る

l_109_3その情報が正しいかどうか、別の角度から調べることを「裏を取る」といいます。どんな情報でもそのまま信じる前に裏を取りましょう。裏を取るには、複数の情報に当たること。ネット以外では、専門書籍を読む、専門家(医師や栄養士)の意見を聞く、実際に試してみる、などの方法があります。

ネット上で情報の裏を取るには、いくつかのサイトを比較検討することです。サイトによって意見が違うのが普通ですが、比較検討して読み込んでみると、何が常識なのか見えてきます。また厚生労働省や文部科学省など、公のサイトを見たり、ちょっと取っつきにくいですが、病気のことなら専門医のための「学会」のホームページ内の「一般の方へ」のようなコーナーが役に立ちます。

例 日本小児科学会 https://www.jpeds.or.jp/

トップページの右側に「一般の方へ」というタブがあります。

カンタンに信じないこと

l_109_4詐欺に引っかかる人はどんな人かというと、「私はだまされない」という自信がある人だそうです。だまされる可能性を想定しない人がコロッとだまされるのだそうです。「自分もだまされる可能性がある」と思っている方が、だまされにくくなります。
サイト上の記事はあくまでもひとつの意見としてとらえることをおすすめします。真実はバーチャルではなくリアルにあるのです。

ライター 曽田 照子
書籍、広告、WEB、フリーペーパー、情報誌など、多彩な媒体に執筆。
著書
「ママが必ず知っておきたい!子どもに言ってはいけない55の言葉」メイツ出版
「『お母さんの愛情不足が原因』と言われたとき読む本」中経の文庫
「お母さんガミガミ言わないで!子どもが勉強のやる気を失う言葉66」学研パブリッシング等。

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