子ども2人以上は、3人も4人も一緒というのは本当?

「子ども2人以上は3人も4人も一緒よ〜」という発言、みなさんは耳にしたことありませんか? 実際のところどうなの? というところを幼児から中学生まで5人の子がいる私が答えさせていただきます。私の答えはただ1つなのですが、子どもが増えてもそう変わらないと思われる面、大きく変わる点について、あらためて考えてみました。

1人1人は別個の人間

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「子ども」という言葉でくくると同じだとしても、実際には、性格も体質も異なる個性を持った人間です。ただ、赤ちゃんの時のお世話という点では、ママもパパも1人目より2人目のほうが、2人目より3人目のほうが経験値が上がっていたり、成長した上の子がお手伝いをしてくれたりするので、「2人目、3人目のお世話は1人目ほど大変じゃない」と言う人も多いのだと思います。

もっと成長すると、兄弟でも個性が際立ってきます。「上の子の時にはこうやって対処したことが、この子に対してはあてはまらない」という場面もしょっちゅう。我が家もそんなことばかりで、結局は初心に返り、1人1人の問題として真剣に向き合うことになります。

赤ちゃんのころはあまりお金がかからないけど

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赤ちゃんのころのお世話用品やベビーウェアは、お下がりで済む部分も多く、1人目ほどの出費を感じないかもしれません。

子どもにかかる出費が大きく変わってくるのが、子育てに対する方針によってです。
乳幼児期から色々な習い事を経験させるか、小学生になったら塾に行かせるか、公立と私立のどちらを選ぶか……などなど。1人目の子にはいくつかの習い事を経験させたけれど、下の子に行くにつれて減った、という話も聞きます。

公立の園と小中学校に通っている我が家ですが、年度初めには集金が集中して負担感が強くなります。また、義務教育以降の学費のことを考えたら、「何人でも同じ」という気持ちになるかたはいないのではないかなあと思います。

仕事とのバランスが取りにくい乳幼児期

兄弟で同じ保育園に簡単には入れないこのご時世。我が家も兄弟の園が分かれた期間を経験しています。学童+2つの保育施設へのお迎えに行っていたころも、今では懐かしく思えますが、当時は、特に雨の日は負担が大きかったです。それでも、手厚く保育をしてもらえる幼児期の安心感は高かったなあと思います。

子どもが増えると小さいころは病気の連鎖にも悩まされます。歳の近い3人、4人の子の子育ては、ある時期ふっと「最近少し楽になってきたかも」と感じる時が出てくると思いますが、私にとっては子どもが4人だった時、一番上の子が小学校中学年、当時の末っ子が3歳ぐらいになったころに、ようやく兄弟間の冬場の病気の連鎖が減ってきたなと感じていたと思います。

「1人だけの時にはママだけで踏んばってしまっていたことも、2人以上になると夫婦で協力しないと共働きでは不可能」という声もよく聞きます。子どもが4人、5人になるとなおさら、家族全体で協力しないと回らないと痛感します。でも、成長した上の子が頼りになったり、家事を手伝ってくれることも増えて、「子どもが多くて大変」「子どもに助けられていることが多いなあ」という両方の気持ちを同時に感じるようになりました。

親の思いと子の受け取り方は違う「愛情の注ぎ方」

2人目の子が生まれたのは13年近く前ですが、「赤ちゃんが産まれたら2人に同じように愛情を注げるのだろうか」と、心配になった気持ちを覚えています。それは2人から3人……とその後新しい家族が加わってくれる時にも一緒でした。

子育てをしてくる中で気づいたのは、「まったく同じように愛情を注げるわけはない」ということ。もちろん、親はどの子も同じように大切にしていますが、子どもの兄弟間での立ち位置、その時の子育てを取り巻く環境などによっても、接し方はどうしても異なってきます。子どもの側からすると、不公平に感じることもあるでしょう。

親としては、結局は、1人1人と真剣に向き合うというところにたどり着きました。乳幼児期のようなお世話の大変さはなくなっても、まだまだ心をかけ続ける必要があるのが子育て。子どもの人数が増えればそれだけエネルギーは必要になることも感じています。

子どもの分だけ地域のつながりも増える

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我が家は転勤による引っ越しが多く、頼れる身内もいない中、夫婦だけでやってきたので、子どもの人数が増えればその都度色々な負担も増しました。一方で子どもを通したつながりも増え、子育てにおける孤独感がなくなりました。これは本当に心強かったです。

最近困っているのは、自分の年齢の上昇と記憶力の低下+子どもたちを通したつながりの増加+引っ越し回数の多さもあり、人の名前が覚えづらくなったり、すぐに名前が出てこなかったり、声をかけてもらったけれど「これはどの子つながりのママだっけ!?」なんていう場面がしょっちゅうあること。

つまり、裏を返せば、それだけ子育てを経験している5つの土地のどこにおいてもたくさんのつながりの中で過ごしてこられたということ、これはすべて子どもたちのおかげなのです。このことにいつも感謝しています。

1人増えても2人増えても一緒、ではなくて

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家族が増えると、上の子の今までとは違った側面が見られるようになります。意外と面倒見がよかったり、お手伝いを進んでしてくれたり。また、子どもが3人、4人と増えていくと、成長の色々な局面において仲のよい組み合わせが色々に変わっていくのが面白いとも感じています。

1人増えても2人増えても一緒、ではなく、新しい家族が1人加わると、また今までとは違った新しい家族のストーリーが始まり、大勢の人数の中で関係が色々に変化していく―。私はこのことがとても嬉しかったです。

結局、タイトルの問いに対する私の答えは、「一緒じゃありません。全然違います~」でした。色々な方々の感じ方も聞いてみたいなあと思っています。

ライター 千葉美奈子
フリーランスのライターとして活動、ベビーマッサージ、親子リズム遊びなどのイベントを開催しながら、中2、小6、小5、小2、3歳の四男一女の子育てに奮闘中。
転勤族で東北、関東、北海道の5つの土地で子育てをしてきました。現在は東京都在住です。

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