育休復帰ママに贈る、モヤモヤを解消する両立のヒント(イベントレポート)

2017年3月15日、ワーママ&パパのための情報サイト「LAXIC(ラシク)」と株式会社medibaのワーママ向けキュレーションサイト「camily(キャミリー)」共催で〝育休復帰直前!ワークライフバランスを整える家事分担&両立ワークショップ〟が開催されました。

 

今回のイベントはLAXIC姉妹サイト「BRAVA」で大好評だった「年齢別・家事&育児分担リスト」を実際に使用するワークショップからスタート。その後、女性キャリア支援だけでなく「イクボス研修」などでも活躍されている株式会社ハーモニーワークス 代表取締役 小倉環さんが加わり、ママたちの悩みをセミナー形式で解決。「復職直前ママたちのモヤモヤ」を一網打尽してしまおう!というアクティブなセミナーとなりました。

司会挨拶前からママたちの「相談タイム」がスタート!?

DSC09864

交流タイムでは、皆さんから様々な不安や悩みの声があがりました。

会場である渋谷ヒカリエ内の株式会社medibaには続々とベビーカーを押したママたちが集合。

会場のすぐ隣に託児スペースがあるのでママたちも安心です。会場には「海」「森」「星」と3つのテーブルが準備されました。ママたちが会場に入り座りはじめると、早速あちこちで自己紹介タイムに。

各テーブルには「働く先輩ママとして」LAXICの事業統括を行う齋藤、camilyを運営する植竹、LAXIC編集長である宮﨑が加わりました。

交流タイムでは、皆さんから様々な不安や悩みの声があがりました。

・時短勤務にしない予定で考えていたが、「残業など実際にできるのか」復職直前なのに迷いが出てきた

・実は昨日内示があり、前とは違う部署への異動がわかったばかり。別の部署だから不安がある。

・0歳児の頃の方が楽だった、今はイヤイヤが始まり本当に大変。こんな時に保育園うまくなじんでくれるのか。

・保育園は可哀想っていう声もあるけど、どうなんだろう。

・育休中はのんびりしすぎちゃたかも。復職して仕事のペースについていけるかな……

ここでは「二人目の育休明け寸前」という先輩ママたちのリアルな体験談が「ママたちのモヤモヤお悩み解消」のヒントになっていました。例えば、去年上の子が保育園を卒業したというママからの「親もそうだけど、子どもも卒園式で泣いていたの、保育園だからこそ親子で頑張ってきたよね、っていう感動もある。可哀想なんていう事はないよね」という話に、大きくうなずいていたママもいました。

 

育児家事分担リストでワークショップ「ウチの夫ときたら……」

2_kajibuntan

さぁ、ここからいよいよ本格的なワークショップのスタートです。各テーブルに「育児家事分担リスト」が配られました。この分担シートの良く出来ている点は「年齢別」「兄弟姉妹人数別」と細かく状況をカバーしている所でしょう。

早速、皆さん真剣な面持ちでシートに記入しています。

「うちは夫もけっこう協力的だと思っていたけど、実際に書いてみると私が担当している家事がはるかに多い!」

と思わず声をあげていたママ。細かく分かれた家事や育児に記入していくと、ママが家庭でどれだけ働いているかが一目瞭然です。

ボードを埋め尽くした「ワーママたちの不安」

3_workshop

ここからが圧巻でした。家事育児分担リストを手もとに置いて、それぞれが不安や悩みを付箋に書いていきます。

「仕事」「育児」「人間関係」「その他」4つのカテゴリーに、皆さんが書いた「もやもや」が次々と貼られていきます。

・ 自分のスキルアップにかける時間も確保したい
・ 時短はいつまでとるのがいいのか
・ 転職への憧れ(新しい働き方は)
・ 夫が家事した時のドヤ顔
・ 子どもと遊ぶの時間の確保
・ 実母にどこまで頼る?
・ 子どもが病気した時は?病児保育って?

こうして実際に文字にしてボードに貼っていくと、様々な悩みや不安、それに小さな愚痴やある種の憤りも伝わってきます。そのひとつずつに、「私も夫に家事を頼んだ後のドヤ顔見るとイラっとする!」気持ちを共有するママ、「病児保育は利用してもしなくても登録料を払ったりするから使いづらいところも」リアルな情報を伝えるママ。参加したママ同士で、色々な思いを分かち合える時間となりました。

そしてテーブルごとに悩みを共有しているところに、今回セミナーを行ってくれる小倉さんが登場です。

女性キャリア支援のプロフェッショナル登場です!

DSC09897
これまで4000人以上のビジネスパーソンの悩みを解決してきた小倉さん。そのまま各テーブルを回りながらママたちの迷いや不安をチェックしていました。

白熱するワーママ談義も一段落して、会場は暗くなり、スクリーンに「復職ママの仕事と子育て両立のヒント」が映し出されました。親しみやすい口調で「同じワーママの仲間だよ」そんなスタンスで周囲を和ませてくれながら、小倉さんのセミナースタートです。

【復職後・1歳の冬は覚悟が必要】

今、皆さんは「最大の転機」にいるんです、と小倉さん。「復職後すぐは緊張して力が入ります。仕事の勘が戻るまで時間もかかる。時間においたてられるのでうっかりミスをしがち。復職直後は特に第三者に確認してもらうなどのフォローをお願いするのも大切」

「とにかく大変なのが1歳の冬。実際に頻繁に病気にかかり、感染症になれば何日も休まなくてはならない。病児保育、祖父母の助け、夫も半休をとる。いくつもの手を借りて乗り切るしかない。働くお母さんとして、最初の関門です」

「2歳くらいになると言葉も出てきて成長が著しく、ずっと見ていたくなる。子どもの側にいたい気持ちと仕事とのバランスに迷う時期。でも、そうして3歳を迎えるとグッと楽になります」

復職後の母親のモチベーションと子どもの成長の段階が、わかりやすい図になっていてママたちもスクリーンをじっと見つめていました。そのまま、実際に仕事と子育て(家事)の両立について具体的な話となりました。

【劣後順位で手放していくのが大切】

「次のステージに行く為には、手放すのも大事。全部抱えては前へ進めない。1から10までやる事があって、優先順位をつけて行うとよく言うけれど、逆に劣後順位、つまり〝やらなくてもよい事〟を見極めていくのが大事。」

「家事代行を使ってもいいんです。そもそも家事ひとつをとってもママが全部やってしまうと、誰かがそれを〝出来るようになるチャンス〟を奪っているとも言える。家事ができる夫に、子どもに育てていくのはこれからの時代、大事な事。そして、価値観も手放して下さい。母親はこうあるべき、妻は母は、という概念にとらわれがち。日本はお母さんが頑張りすぎる国だと思います」

さらに、男性・夫とのコミュニケーションについて話は広がります。

【夫・職場とのパートナーシップについて】

「復職前に、夫に〝家事や育児の分担について相談したいから時間作ってね〟と先に伝えて時間を確保してもらう。そうすると男性も心構えして話を聞く態勢になる。結論と理由をセットで話す。これは男性上司に対しても同じ。聞いてもらえる、相談できる環境・態勢を作ってから、男性が納得しやすい論理に従って話してみましょう」

ここでアサーティブコミュニケーションについての説明もありました。

「ねぇ。(あなた)これやってよ!」とYou(あなた)を主語とした言い方ではなく、「私もちょっと大変で、これをやってもらえると助かるんだけど」I(私)を主語とした言い方をするということ、

「命令」するのではなく「提案する」言葉遣いを意識すれば、もっとコミュニケーションが取りやすくなるという具体的なテクニックです。夫にだけではなく、これこそ職場でも子育てでも使える「自分も相手も大切にするコミュニケーション」という小倉さんの言葉通りの方法ですね。

【「私がこれから働くスタイル」ママのキャリアプランとは】

「投資の時間を意識しましょう」「人生を充実させていくための時間を持ちましょう。約2割使うと良いと言われているが、1日のうち2~3時間。ランチで同僚とコミュニケーションをとる、読書をする、15分だけでもウォーキングしてみる、夫と意識して会話の時間をとる。少しずつ、長い目で見て働いていく自分の為の時間を持つこと」

「今後はルーティンの仕事は減っていくかもしれない。自分のキャリアをより意識していくべき。専門性・普遍性に加えて、市場性や希少性に目を向けていく。社会人として働き続けていくためにも、強みを増やしていくのは大切」

最後に小倉さんは

「自分で自分の人生のハンドルを握ろう」

と語りかけました。誰かが運転するのではなく、あなたの人生なのだからあなたがずっとハンドルを握るのです、と。

様々なママの悩み「スキルアップする時間」をどう確保するか

質疑応答では、たくさんの質問が出たのですがひとつ印象に残ったものをあげましょう。「夜に多い勉強会、スキルアップの時間を確保したい」という質問に小倉さんは、周囲の手助けで1カ月〜3ヶ月に1回のペースで始めてみては??という話と共に、

「私はGoogleカレンダーを夫と共有して、自分の希望日をどんどん入れています。それで夫に、この中のどの日程なら私が夜、出かけても大丈夫?と確認して決めています」

という自分の体験を披露。確かに夫に選択肢を与える事で、逆に「だったら、この日なら何とかするよ」と引き受けるような流れに自然と誘導できるメリットがあります。復職をするママたちにとって「キャリアプランの為の勉強時間が欲しい」それは切実な願いでもあります。

ワークショップとセミナーを終えて

6_last 最後に、星、海、山のテーブルから代表になった女性が、今回のセミナーのまとめや感想を発表しました。復職をすぐ目の前に控えたママたちが抱える不安が、最後に「将来への希望」へと変化していく様子がとても印象に残りました。

白いボードに隙間なく貼られた「ワーママの小さな悩み」。その付箋が覆い尽くしていく様子を見ながら、私は「本当はこんなに、みんな不安なんだ」と改めて思いました。そして、その不安は実は「みんな同じ」と共有することで、そして先輩ママやプロのアドバイスを受けることで、ほとんどが解決するのです。

あとは小倉さんのお話の通り。

「自分の人生だから、自分でハンドルを握り続ける」

この短い言葉が、今日のワークショップをたったひと言で答えられる唯一の回答だったような気がします。

託児室のドアが開き、飛びついてくるわが子を抱っこしながら、ベビーカーに乗せながら、三々五々ヒカリエに戻っていったママたち。そして今、これを見ながら育休明け復職に向かっているママたち。長い目で見たキャリアと子育てのワークライフバランスを求めて、ぜひ頑張って下さいね。

ライター 大橋 礼
年の差15歳兄弟の母。DTP会社勤務後、フリーで恋愛・料理・育児コンテンツを執筆中。今や社会人長男のママ仲間とは「姑と呼ばれる日」に戦々恐々しつつ、次男の小学校では若いママ友とPTAも参戦中。飲めば壮快・読めばご機嫌! 本とお酒があればよし。

求人情報

時短可能!週3日以上スタイリスト職

1)お客様の好み等に基づいたお洋服選び
・お客様に登録していただいたお気に入りのアイテムなどの情報を参考にしたパーソナルスタイリング 

2)お洋服のスタイリングアドバイス
・お選びしたお洋服の着こなしのアドバイスを書いていただきます。
・お洋服1点1点に対するコメントの作成
・お洋服ごとの特徴や、お客様のコーディネートの参考となるアドバイスを書いていただきます。

詳しく見る↓

勤務地
本社/東京都港区虎ノ門4-1-20 田中山ビル9F ※転勤はありません。
勤務時間
・実働6~8時間(シフト制)
・週3日以上勤務
・土、日、水、祝日は出勤必須となります。
・勤務時間は1日6~8時間と選択が可能 。
※土、日曜日はどちらか一方の出勤も可能です。
※残業は原則ありません
※シフト例:10:00~17:00、10:00~19:00
報酬
時給1000円以上※能力に応じて昇給あり。
条件
・アパレルでの接客経験のある方、コミュニケーションを取るのが得意な方、基本的なPCスキルがある方(Excel、Wordが使える)

話をきいてみる

↑閉じる

クライアントへのヒアリング業務

サービスに興味があるとお問い合わせ頂いた会社さんへ伺い、資料を見せながらサービスの説明をして頂きます。    

詳しく見る↓

勤務地
都内・直行直帰
勤務日数・時間
月10時間~応相談
報酬
応相談
条件
人と話すのが好きな方。ノルマもなく空いた時間にできる仕事なので子育てをしながら有効に時間が使えます。      

話をきいてみる

↑閉じる

WEB制作会社でのディレクターサポート業務

WEB制作会社での資料作成サポートです。

詳しく見る↓

勤務地
新宿
勤務日数・時間
1日4~5時間程度で月20日・時短可
報酬
時給1,200円〜
条件
PowerPointが使える方

話をきいてみる

↑閉じる

人気アパレルメーカーでのECスタッフ 時短あり!(終了しました)

「INED」「YVON」「Maglie」「Luftrobe」をはじめとした人気ブランドを てがける株式会社フランドルでECスタッフとしてのお仕事です。ZOZOTOWN等のECサイトへの商品データのUP、簡単な画像加工を担当頂きます。

詳しく見る↓

勤務地
東京都渋谷区千駄ケ谷3-38-9
勤務日数・時間
週5日、10:00-19:00(昼休憩12:30-13:30) 時短勤務可能・契約社員・アルバイト
報酬
180万円~240万円/年
条件
責任感のある方。 社内でのワーママも約30名勤務していて働きやすい環境です。

話をきいてみる

↑閉じる

大手不動産会社での事務及び接客(終了しました)

物件探しのお手伝いをお願いします。勤務地は主要ターミナル駅に複数ありますので、ご自宅の近くを選ぶことができます。

詳しく見る↓

勤務地
東京、神奈川、千葉、埼玉   
勤務日数・時間
正社員、契約社員、パートのいずれか、希望を伺います。時間、曜日も応相談です。   
報酬
応相談(パートの場合は時給計算となります)   
条件
人と接するのが好きな方、接客業経験者歓迎、宅建所有者歓迎

話をきいてみる

↑閉じる